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人間関係は肩書に左右されます。その人の属性にも左右されます。
しかし、私は自分がそういうものに属していない為か、肩書や属性と言われてもピンときません。
私がピンとくるのは、肩書や属性を外しても人間関係を結びたいかどうかです。
確かに肩書通りに立派な方もおられます。
そういう方は肩書で立派なのではなく、人格で立派なのです。
時には、肩書で自分は偉いと勘違いしておられる方がいますが、人間的魅力を全く感じない方もおられます。
反対に、肩書がなくても、人間的魅力にあふれている方もおられます。
属性も同じだと思います。
名の知れた会社や組織に居るだけで、自分は偉いと勘違いしてしまい、専門バカになている人もいます。
反対に中小、零細企業で何もかもやらなければならないので、全体を把握して密度の高い仕事をしている方もいます。
人生における人間関係は、肩書や属性を外してお付き合いできる人だと思います。
違う所は違うとはっきり言い合い、フォローできる所はフォローし合う。
そして何かあれば力になりたいと思える人。
そういう人とは信頼関係を結んでいきたいと思います。
肩書や属性で判断する人は、相手の過去にもこだわります。
よって、その人自身も過去を生きており、現在を生きてはいません。
1秒前はすでに過去です。
過去のことをとやかく言っているその瞬間を、
過去の事に費やしてしまって、今という現在を生きてはいないのです。
よって、属性を外して肩書のないその人自身を見た時、魅力があるのか何もないのか。
その時に人としての在り方が問われると思います。
コロナに限らず、企業は人員整理をしています。今も、これからもすると思います。
急に属性を外されて戸惑う人、ただでは起き上がらない人、十人十色です。
そんな時です。その人の人間性が出てくるのは。
人間的に魅力のある人は普段から腰が低いです。謙虚です。
だから、どんな状況になっても人は寄ってきます。
肩書など、あっても無くても関係ない人達です。
「実ほど 頭を垂れる 稲穂かな」
私もそういう人になってみたいです。
じゃ、また明日!