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価値提供できる人というのは、能力のある人や、スキルのある人、意気込みのある人だと思っていました。
しかし、誰にでも可能性が秘められているとすれば、あなたも私も価値提供ができるものを持っているという事になります。
社会での価値提供というと、先ずは顧客が価値を感じなければ買ってはくれません。
ましてや、他にもお店があるのに自分の所で買って頂くには、顧客が自分のお店でお金を払ってでも欲しいと思うものの提供になります。
例えば、ルイヴィトンのバックは高級なブランド品でお値段が高いにも関わらず、買い求められます。
収納容量や耐久性、機能面で全く同じような商品でも、ノーブランドの何倍もの価格が付けられています。
それでも買い求める人は、何を求めてルイヴィトンのバッグを買うのでしょうか?
私のように機能第一主義の人は、ノーブランドのバッグを買うと思います。
ルイヴィトンのバッグを買う人は、ルイヴィトンのバッグを持つことによる満足感や自己実現、店頭でのVIP扱いの接客、最後までの丁寧なお見送り。
これらから感じるハッピーな気持ちも購入体験として買っているのだと思います。
「商品+付加価値」これがあるから高くても買っているのです。
この付加価値は、自分の所で買ってもらうには必要なものです。
商品だけの比較であれば、同じ内容のものであれば、より安い方を求めます。
しかし「お金を出してでも」という部分にその商品の価値が付いてくるのです。
それが「お客様は何を求めているのか」という事を、的確に把握できるかどうかに関わってくると思います。
ルイヴィトンのような大きな会社でなくても、地元の小さなお店でも同じです。
私の地元ではお好み焼き屋さんが多いです。
お店も広く、独特の二倍の大きさのお好み焼きと、ソバ焼きを売りにしているお店。
店内は小さいけれど、味を売り物にしているお店。
お好み焼きはソースだと思っていたけれど、お塩を振りかけてソースなしの所。
同じお好み焼き屋さんでも、提供してくれるものは色々です。
これをもっと小さくして自分に置き換えた時、
「私には何か価値提供できるものがあるだろうか」と思ってしまいます。
価値提供できるものはあります。
ただ、自分がまだそれに気付いていないだけです。
そう思うと、自分は社会との関わりに於いて、何か価値提供できるものがあるはずだと思います。
それを見つけるのも、人生に於いて楽しいことだと思います。
人から認められ、求められるものを自分から提供できる。
それを自分の中に見つけることが出来たなら、楽しい人生を過ごすことが出来ると思います。
今からでも遅くはない!
じゃ、また明日!