今から31年前、神戸淡路大震災があった時、お店も企業もすべて潰れたり火災で町は何もかも失いました。
そんな中、パソナグループ代表の南部靖之氏は、神戸の復興支援としてビルのフロアを小さく区切り「1坪ショップ」と言って、1坪のスペースからビジネスを再開・創業できるよう、雇用創出活動を積極的に行われました。

商店街も会社も何もかも無くなった街の中で、この「1坪ショップ」の中を歩くだけでも気分が晴れました。そこでお店をしていた1人1人の若い店主は、そこを足掛かりに自分のお店を持つようになっていました。

そんな時、「異業種交流会」なるものがあちこちで始まり、私も参加していました。新年を迎えたある時「これからはどんな社会になるのだろうか」と1人1人述べる機会があり、私は「今までの組織だった社会が一度壊れ、個々人が独立して、その独立した個人がお互い助け合い、グループを作っていくような社会になると思う」と、言った記憶があります。

確かに2000年代からは「個の時代」と言われるようになりました。それから四半世紀たった今、個の時代から「チームの時代」に変わりつつあるように思います。
オリンピックでもそうですが、日本のスポーツ界は「チーム」のメダルです。個々人がメダルを取って喜んでいた時代から質がUPし、「チームのメダル」「日本のメダル」へと価値が変わって行っていると思います。

個のメダルの時は自分のレベルを上げる事が目的でした。自分が勝つためにはどうすればよいか。自分が向上するためにはどうすればよいか。
それが当たり前のこととなり、その上でチームが勝つためにはどうするか、日本が勝つためにはどうするか。という目的に変わってきました。

それは「個人が自分の問題、目の前の問題を解決する」ことから、「チームとしてどうするか。社会的課題を継続的に解決できるかどうか」へ移行している証だと思います。
フィギュアスケートで言えば”りくりゅうペア”が「これからは自分達も先輩方が築いてくださったペアというものを、後輩たちに繋いでいけるよう、頑張りたいと思います」と言っていたように、今まであまり取り上げられていなかったペアを継続的に繋いでいきたいという気持ちの表れだと思います。

これはスポーツ界に限らず、企業でも起業でも、同じだと思います。
これからは、「チームの目的に対して自分がどんな価値を生み出していけるか」が問われる時代になると思います。
日本チームがいつも明るく楽しそうに参加していたのは、そのチームの力だと思います。

じゃ、また明日!

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