ミラノ・コルティナ五輪で、フィギュアスケートペアの”りくりゅう”こと三浦璃来(24)・木原龍一(33)選手が前日のショートプログラム5位から逆転の1位で金メダルを獲得しました。
失意のどん底から一夜明けただけのフリーでの戦いは、誰しも諦めがあったと思います。誰しもが想像できなかった嬉しい誤算はどのようにして立ち直れたのかは、興味のある所です。

インタビューから拾い集めると、やはり二人の「信頼関係・絆」が鍵となったようです。
ミスをしてしまった木原選手は信じられない5位から泣き続け、夜も悔しくて寝れなくて夕方の練習もウォームアップから涙が止まらなかった状態で経験したことが無い気持ちだったようです。

そんな木原選手に対して、いつもは引っ張って貰っている三浦選手が「オリンピックで諦めていいわけがない。絶対に自分達で攻め切ろう」「まだ終わってない。積み重ねてきたことがある。絶対出来る」「璃来が逆に龍一くんのために滑るね」と言ったので、木原選手も「僕も璃来のために。お互いがお互いのために滑ろう、自分達は絶対に出来る」と、気持ちを立て直せたそうです。
この時、三原選手は「龍一くんの落ち込みがすごかったのでサポート側に回り、ノーミスすれば可能性はあると、折れることはなかった。可能性は無限大だなと」思ったそうです。

またコーチからは「まだ終わってないということ。そして、本当に信じること」「昨晩、何が起こったのかを理解しようとするな。それは何の助けにもならないから。今は、未来にだけ集中する必要がある」「世界一になること、世界最高のパフォーマンスをすること、世界一のチームになることが目標だ」と伝えたそうです。
そして「今日、最も重要なのは、彼らが魔法を生み出せたこと。心を込めてスケートをして、本当に繋がりが感じられた。まさに純粋な魔法だった」と。

解説の高橋成美さんは「このペアは、2人じゃなきゃ成し遂げられなかった、最高のパートナーであり、お互いの信頼関係で成し遂げた金メダルだと思います。一心同体が全ての技に掛かってくることで、少しずつ点数を稼いでいき、この一心同体さが”りくりゅう”の金メダルの決め手です」「2人の関係性は、自分自身のことより、相手のことをよく理解しており、相手に掛ける言葉がすごく心強い。それでお互いに強めあって、強くなれる」

信頼とは、人と人との間の「気持ち」や「相互の確信」を拠り所とするもので、「行動の一貫性」や「誠実さ」に集約されて行くと思います。
そしてそのお互いの信頼が欠け合わさった時、今回のようなとてつもない無限のエネルギーを生み出すものだと思いました。感動の涙に感謝です。

じゃ、また明日!

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