継続することの前段階として、継続できるかどうかの前に「何を選んだか」の方がずっと重要だとか。
例えば集客にしても、SNS、チラシ、広告、検索エンジン最適化(SEO)など、色々ありますが、一番良くないのが、どれも少しずつ手を出して、どれも身にならない状態だとか。
私も何回か書いた覚えたある商店街のたこ焼き屋さん。もうオープンして1年以上たっているのに、いまだにどの時間帯でも人が入っているのを見たことがありません。お店の賃料だけでも大変で閉店するお店があるのに、そこのたこ焼き屋さんだけは不思議と開けています。もしかしたら、そこのお店の持ち主だから賃料がいらないのでやっているのかも知れません。
こちらが心配するほど、まったくお客さんが入らず、最初から見ていると、もっと改良する点は山ほどあるのにと、いつも思っていました。半年以上たってから「お持ち帰り出来ます」のチラシが貼ってありました。その次はごはんとセットで売っていました。しかし、誰も入ってはいませんでした。最近は、お出汁で食べる「明石焼き」となっていました。それでも誰も入っていません。
1つはお店に誰もいないからです。暖簾の奥には人がいるかも知れませんが、お店そのものには人が全くいないので、入ってい良いのかどうか迷ってしまいます。その次は最近、少し工夫しているようですが、くるくるとメニューを変えるので、誰も入らないし思いつきでどこかのお店を真似たような感じで、本気でお店をやるつもりは無いように見受けられます。
ある方のメルマガと結びついたのですが、宣伝、広告というものは、続けることでしか目に見えないものがあるとか。それはこのお店を見ていてもそう思います。お持ち帰りにしろ、ごはんと一緒の定食のような形にしろ、どれも1週間もやっていないのです。頻繁に前を通るのでそれが良く分かるのですが、時たましか通らない人は、お持ち帰りが出来るようになったから持って帰ろうと思って買いに来ても、すでにやっていないのです。
それでは新しい試みを「知って貰うこと」も「信頼されること」も出来ないと思います。むしろ、信用されなくなります。
SNSもチラシも、実は同じ構造で、続くかどうかは構造を理解しているかどうかで決まるとか。
ここでいうところの構造とは、迷わずに選べる状態になることで、それを理解したうえで、どうやって設計するかというのが大切だとか。
「3か月間、エネルギーの7割を1つのテーマに注ぐ」というのが基本のようで、そのテーマが「知って貰うこと」と、「信頼されること」のようです。
なぜなら、その3か月の期間にデータが確実に貯まるので、次に設計がしやすくなるからです。
そう思うと、先のたこ焼き屋さんは、これには当てはまらないなと思います。
が、1年2か月、誰もお店に入っているのを見たことが無いのに続けておられるのは、あっぱれとしか言いようがありません。
じゃ、また明日!