かなり前からですが、大阪の中小企業などは世界から選ばれています。特に日本は技術的に優れているので、相手の思うようなものが手に入りやすいからです。あるネジの会社は、注文の1個から受け付けています。希望の大きさのネジを作ることが出来るからです。
大企業の場合はある程度の数の希望が無ければ、応じることが出来ません。しかしそこの会社はネジ1本からでも応じてくれるのと、長さも大きさもオーダーメイドで引き受けるので、非常に喜ばれているようです。それが広まり、世界各地から注文が入るのです。
今までは大企業が上で中小企業零細企業はその下というピラミッド型でした。しかし、AIが入り技術的にもコンピューターで処理できるようになると、顧客の望むものをすぐに提供できる方が生き残れます。
よって、自社のHPを作って見本の写真を並べ、1個から注文を受け付けます。と、書いていれば、世界中から注文が舞い込むのです。
今は、文章を書くのが下手でも、AIに相談すれば、売れやすい文章を書いてくれます。そうして事務職は段々とAIに変わっていきます。そうなると対処しやすいのは、社員の人数の少ない中小企業になってくるのです。
今、企業はAIを取り入れる方向に向いています。トップがAIの導入を意識し、そちらの方向に舵を切っている所が生き残るような気がします。そして、すぐに体制を切り替えやすいのも、中小企業だと思います。大企業は人数が多く、組織化されているが故に、すぐには対処しにくいのではないかと思います。
そうなると価値を提供できるところが必要とされます。今までのように仕事を大企業から中小企業へ、中小企業から零細企業へというように上から下に降りてくるのではなく。横並びで勝負できるようになってくると思います。
その結果、中小企業や零細企業でも価値あるものを創れば直接売り込むことが出来るのです。
つまり価値を軸にした水平関係で仕事が出来るのです。
日本では需要が無くなったとしても、もしかしたら発展途上国では需要があるかも知れません。
そう思えば市場は地球上のあちこちにあるのです。
トップがいかに視座を高くし、視野を広げて仕事をしようとしているのか。
これからの展開が楽しみです。
じゃ、また明日!