「頑張っているのに結果が出ない・・・」これは仕事でも、普段の生活でもよくあることです。
一生懸命やっているのに、どうして認めてくれない、どうして結果が付いてこない!
この状態を「クオリティーの罠」というそうです。
人はというか脳は変化を嫌がります。私もそうです。変化より現状維持を好みます。なぜならその方が慣れているので安全だからです。
結果、それが「クオリティーの罠」にハマってしまっているのです。新しいことに挑戦したり、クオリティーを磨こうと思うと非常に時間がかかるからです。それは異常なまでの量の積み重ねが必要だからです。
イチロー選手や大谷選手があそこ迄やれたのは、野球をやり始めてから友達が遊んでいる間も、自分はバットを持って練習していたからです。その量の積み重ねが、結果としての現在があるのです。
しかし、何かを売ろうとしたとき、その商品がどんなに良くても知って貰わないと誰も振り向いてはくれません。
その良さがわかるから手に取ってみたり、申し込んでみたりするのです。
クオリティーを磨くために費やした莫大な時間と同じように、知って貰うための行動をする必要があるのです。
だから企業はどんどんCMを流し、先ず商品を知って貰う、覚えてもらうのです。
私が拝読しているnoteの筆者は、最近AIで大量のショート動画を作って投稿されています。
ゴールは「スマホ画面ジャック」。
「Drink Tofu?」「飲む豆腐」の再生回数が多いと画面に出てくる訳でもないことがわかり、とにかく数を出す。
「文字」をジャックするのが目的で、AIに覚えさせているようです。ちいさなブランドは、とにかく手を動かす。足を動かす。で、作りまくっておられました。
それから6日目、ついに何本ものパターンのショート動画が嫌というほど流れてきました。
私がその方のnoteを読んでいるせいか、これでもかこれでもかという位に流れてきて、勘弁してください!と言いたくなるくらいでした。これで「量」が必要だと証明されたと思います。
そして、この行動が、チャンスや運を呼び込むのだと思います。
私たちは「質」を高めなければと思いがちですが、ある程度の「質」が出来ていれば、「量」の方が重要なようです。
現に私の頭の中は既に「飲む豆腐」のクリスマスバージョンや仕事バージョンが染みついて離れなくなっています。
本当に足りていないのは、「質」ではなく、知って貰うための「量」のようです。
なぜなら、「質」は机の上では育たず、「量」の中でしか育たないからです。「質」は届けながらでも育つからだと。
“認知”の量が増えれば、”反応”が生まれ、”反応”があるから”改善”できる。”改善”が積み重なるから”成長”が出来る。
このサイクルが回り始めた時、「質」は勝手に育つようです。
確かに私も学生の時に「質より量」「量から質へ」という言葉を何度も聞かされました。今では聞かなくなりましたが、何か変革を起こすときも国民の声が多ければ世の中を変えることができるので、団結をしよう!という風潮もありました。
「行動は量に宿り、結果は量の先に生まれる」というのは「量の哲学」のようです。
じゃ、また明日!