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ヴェーダ瞑想をしていると「表裏一体」のイメージがよく浮かびます。白黒の二つ巴です。
白の中に黒点があり、黒の中に白点がある。そしてその小さな点が拡がっていつの間にか白が黒に黒が白に入れ替わっているのです。
朝と夜、白と黒、表と裏、善と悪、光と闇、過去と未来、好きと嫌い、成功と失敗。
数えればきりがありません。
でも、それらは1つの意識の中にあるようです。
私たちは無意識に息を吐いたり吸ったりして呼吸をしています。吐いてばかりだと苦しくなるし、吸ってばかりも苦しくなります。吐いたり吸ったりすることによって、新鮮な酸素が体内に入るから、生きていけるのです。
自分の中にも、「好きな自分」と「閉じ込めておきたい自分」がいます。「なりたい自分」と「なれない自分」がいます。「行きたい自分」と「行けない自分」がいます。
でもそれら1つ1つも自分という人間の1つのピースに過ぎないと思います。それらの1つ1つのピースが集まって、自分という人間が出来上がっているのです。
よって、嫌な自分も受け入れたくない自分も、受け入れるしか自分というパズルが完成しないのです。
それらが自分という枠の中にそれぞれのピースとして収まった時、改めて全体像としての自分という人間がわかり、納得して安心するのだと思います。
そして、泣く自分も悲しむ自分も、怒る自分も楽しむ自分も、すべて自分の一部なのだと思えた時、愛おしい自分に気が付けるのだと思います。
そして気が付いた時から自由な自分を歩み始め、世界でたった1つの自分として生きていけるのだと思います。
じゃ、また明日!