私たちはやろうと思っても、なかなか行動に移すことが出来ず、「失敗したらどうしよう」という、先の不安ばかりしてしまいます。
そして「後でやろう」「明日やろう」「緊急ではないから、まっいいか」で、やらない選択をして自分を安心させます。
やらなければ何も変わらないということも、わかっています。
しかし、「やらない」は防御のクセを育て、「やる」は信頼の回路を太らせる。とまでは意識していなかったと思います。
人を見る時は「言っていることと、やっていることが一致しているかどうか」で判断せよと言われますが、それは「言葉に責任をもって生きている人」だと思います。「有言実行」の人です。
「言葉と行動の距離が近い人は一貫性があります。
考え方にしろ、行動にしろ、何か1本筋が通っています。故に、皆が安心し、信頼するのだと思います。
一貫性とは自分との信頼を積み重ねる行為であり、その積み重ねが周囲の信頼も得ることが出来るのです。
一貫性のある人とない人は、ほんのわずかの差なのです。
一貫性のない人は、一回何かをやって反応がなければ、「意味がない」と感じて止めてしまいます。
しかし、それはまだ相手の中に記憶が残っていないだけの話であって、信頼は一度の発信では得ることが出来ません。
反対に一貫性があって、うまく行っている人は「同じ場所に、同じ想いで、何度も届ける」という行動を取っています。その時は「誰に向けて伝えるのか」がはっきりしており、だから、一貫性があるのだと思います。
私たちは「思考と行動の一致」を目指しています。これらが出来ている人は、やはり社会でも成功しておられます。「やる」と決めた自分を裏切らないからこそ、リーダーとしてみんなから信頼されているのだと思います。続けることでしか見えない景色がそこにはあるのだと思います。
じゃ、また明日!