商売や営業というものは、先ず自分の事を知って貰い、信用を得ていくものだと思います。
とは言うものの、私なども電話やピンポンでの営業は断ってしまいます。
なぜなら、信用しても良いのかどうか分からないからです。
こういう仕事というのは、先ずは知って貰うことからの始まりなので、即断られると、話に持っていけないので、辛い所だと思います。
今日もある宗教の方が男性二人で来られて、いきなりその方のお兄様のご病気の話をされ出し、今は良くなったと言われたので、「今日は、何の話をされに来られたのですか?」「目的は何ですか?」とお聞きすると、「お元気そうですね!」「お幸せなのですね!」と言われたので、「はい、とっても!」とお答えすると、帰って行かれました。
こういう方たちも、たまたま悩みがあったり、体調が悪い人に出会えば話を聞いて貰えて、勧誘するのだろうなと思います。
あるお仕事で私の担当になった若いその人は、前任者から色々と聞いていたのもあって、営業じゃなくても私の事を知りたいから月に1回連絡を取る、と決めていたとか。確かに月1回電話があり、色々な情報を伝えてくれます。私もお店に伺うこともあります。そんな中で、お互いを知ることによって、相手が興味のある話しをリアルタイムで出来、信用していくことが出来るのです。
同業他社の人は、最初に私が質問をして、あまりきっちり説明が出来なかったのです。それで自信を失ったのか、或いは人員整理で仕事が増えたのか、それ以降、一度も連絡がありません。よって、こちらのお店とは疎遠になりつつあります。
客になって頂く、或いは客になるためには、先ずはお互いを知る必要があると思います。
相手がどういうものか、どういう人かを知ることによって、安心が生まれ、存在価値がわかってくるのです。
一旦、信用して貰えれば、選ばれる可能性が大きいです。
先ずは、その存在を知って貰い、見てもらう。見ていいなと思ったら感じてもらう。
そうやって段々と信用と信頼が深まっていくのではないかと思います。
見た段階で「ここなら大丈夫だ」「この人なら任せられる」と思って貰えたら、その話は成立するのではないかと思います。
なぜなら、信用、信頼を得たなら、「ここでは自分の問題を解決してもらえる」と、安心してもらうことが出来るからです。
じゃ、また明日!