人生のしあわせの違いは、同じ状況でも「何を求めるか」という個人のレベル、魂によって、満足度が違ってくると言われます。
自分の人生はお金持ちになることがしあわせだと思っている人。社会的地位の向上を目指す人。健康で容姿端麗を望む人。また、大切な人との人間関係。人生の目的や何かに貢献すること。或いは目標を達成したり、能力を発揮することに、しあわせを感じる人もいます。
それはまさに、その人の「求めるものが違う」ということだと思います。何に価値を見出し、何を目指すかによって、幸福度は違ってくると思います。よって、物質的な豊かさを求める人も、精神的な豊かさを求める人も、どちらも自分にとってのしあわせを感じているので、自分は何にしあわせを感じるかが大切だと思います。
老夫婦が営んでいる昔ながらの古ぼけた店のラーメンを食べてほっこりとしあわせを感じる人もいれば、繁華街の高級中華料理店のコースでないと満足しない人もいます。
「自分にとってのしあわせとは何か」これに自分自身が気付くことが一番大切なのではないかと思います。
「自分という本質に気付く」こと。それはヴェーダ瞑想でいうところの潜在意識の下にある純粋意識です。
自分の心の奥の奥にある意識。
答はその純粋意識が出してくれると思います。
自分のことを考えている人は、自分のことしか考えていないので、いつまでたってもその領域の中でしか考えられません。しかし、自分という本質に気付いた人は自己愛に気付き、自分を大切にすることが出来るから、人のことを大切にすることが出来るのです。
自分自身のしあわせを求めるのか、自分自身のしあわせを求めたが故に、他の人のしあわせを求めるのか。
人それぞれ求めるものは違います。しかし、その道の行きつく所は、同じだと思います。
「自分はしあわせに何を求めるのか」それに気が付いたとき、初めて本当のしあわせを感じるのではないかと思います。
じゃ、また明日!