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いつも拝読している方のnoteによると、大前研一氏は「35歳から50歳前後までのサラリーマンが、仕事上の閉塞感から陥る無気力状態を『魔の15年』と名付けている」とか。

その理由としては、入社して10年以上が経ち、一通り仕事を覚え、それなりの実績を作ってきたにもかかわらず、年功序列型の企業の中ではなお50代以上の世代に大きな権限を握られ、思うように仕事ができない。そのうちに自分もそれなりの立場となり、それを守るために、上司の顔色をうかがったり上手く立ち回る術を覚えて、向上心や目標を失ってしまうから。

今までの会社はこのようなパターンが多かったと思います。なぜなら、会社というのは上からの指示に従い、個人の意思は二の次であるという風土があったからだと思います。

しかし近年、起業からの出発や頑張っている中小企業などは、組織で仕事をしている所が増えつつあると思います。「チームで力を合わせて共通の目的に向かって仕事をする場」として捉えています。

そうなると、個々人の社員に対して「もっと主体的に行動してほしい」とか、経営層の方は「次世代を担う人材をどう育てるか」と頭を悩ませているようです。

結局は20代後半から30代後半に掛けて、「自分はどの様な人材に育っていきたいか」が、その人の人生全体を位置づけるように思います。
最近は学校教育でも、体験型学習の大切さが言われるようになりました。これは学校教育のみならず、社会人としての企業研修も同じだと思います。

私が時々お話しする20代後半の社会人の方は、「企業研修と言っても座学ばかりで、その時は意識が高まっても、現場に戻ると、意識も冷めてくる」と言われていました。これでは今の知識を詰め込む学校教育と同じです。

しかし、意識ある社会人が願っていることと、企業の上層部が願っていることは、本当は同じことなのです。
★自ら考え動く主体性、実効性を身につける
★仲間と成果を生み出すコミュニケーション力をつける
★目標達成力を身につける

これらを身につけて実践的に動いていけば、どこに行っても通用する社会人になれるし、自分の全人生を通して流されない、自分を生きる人生を送ることが出来ると思います。

不思議なことに本日、同じころに『魔の15年』のことが書かれたnoteと以下の案内の2つの情報が届きました。
宣伝するつもりは無いのですが、上記★印を身につけるプログラムを掲載していたので、貼り付けてみます。

https://crayonz.jp/leadership-program/

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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