人は「好きな事を伸ばせ」と言われる方と、「得意な能力を発揮せよ」と言われる方と、「やりたいことをやれ」と言われる方がいます。
この3つの違いをはっきりと区別出来るかというと、正直曖昧でした。
好きなこととは、そのことに価値を感じたり、没頭したり夢中になることで、自分の絶対的な感覚です。
得意なこととは、他人より上手くできたり、それが自然と出来たりで、他人との比較で気付くことが多いです。
やりたいことは、「好きなこと」を「得意なやり方」で実現すること、だとか。
好きなことは、誰がなんと言おうが自分が価値を感じることなので、自分の「情熱」ともいえるかもしれません。
得意なことは、他人よりもストレスなく上手くできることなので、ある種の「才能」かもしれまん。
やりたいことは、好きなことを実現するために得意なことを使ってやる。ということで、公式が出来るようです。
「好きなこと」(情熱)X「得意なこと」(才能)=「やりたいこと」
例えば、人と関わることが好きで、その人をより良くしたいという情熱を持っている人が、人の能力を引き出す才能を持っているとしたら、その人のやりたいことは人材教育になるだろうし、それを一生の仕事とするならば、「教育で世の中を変える」という目的を持つ可能性があると思います。
そして、それを拡大していくと「未来の日本の種を蒔く」という夢を持った人生を送ることが出来ると思います。
「やりたいこと」を自分の人生に乗せるなら、「何を どうしたいのか」という、自分の目的、目標をしっかり持つことによって、大きな夢に向かって行動し続ける人生になると思います。
好きなことと得意なことは、必ずしも同じではありません。情熱と才能という次元の違うものです。
しかし、それを上手くかけ合わすことが出来れば、とんでもない世界に行きつくようです。
はっきりした区別もわからず、ただぼんやりと考えていた「好きなこと」と「得意なこと」。
これを区別することによって、はっきりとした「やりたいこと」が浮かび上がってくるようです。
何も感じず、何も考えずにただ平々凡々と過ごすのも人生。
目的をもって夢を膨らませ、やりたいことをやり続ける末広がりも人生。
さて、自分はどちらを選ぶのでしょう。
じゃ、また明日!