私は正直なところ、5~6年前までは自分の価値観というものをあまり意識したことはありませんでした。
ただ単純に「自分がそう思っているからそうなんだ」という位の認識でした。
しかし、自分の価値観というものは自分の人生を左右するくらいの大きなもので、非常に大切なものだと思い始めました。
そのきっかっけはヴェーダ瞑想です。自分の中のいらない意識を手放し、無の状態になっていく。そういう中で自分にとって本当に大切なものは何かというものが段々とわかってきたのです。
それまでは数多くのどうでも良いことを大事にしていたり、数少ない本当に大切な事を大事にしていなかったり。
それらは自分の価値観というよりも、自分の外側の社会やマスコミの価値観を自分の価値観だと錯覚していたのです。或いはそれらの価値観と合わす方が、皆がそう言っているからと、楽な判断で終わっていました。
しかし、自分の中から必要でないものを手放していくと、自分が判断・選択をせざるを得なくなるし、その責任は自分が取ることになります。そうなった時に初めて自分の中で優先順位がつけれるようになりました。
自分にとって本当に大切なものは何なのか。
人が満たされた時というのは、精神的にも肉体的にも社会的にも健康である時だと思います。
それらに対してストレスなく毎日を送れるということは、幸せなことだと思います。
そして、自分が満たされれば、今度は「他人に対して与える」ことが出来るようになるのです。
与えて貰ってばかりの自分が、他人に与える自分に変化していったのです。
「意識が変われば価値観が変わる」と言われますが、本当にそうだと思います。
私もベーダ瞑想を続ける中で、振り返ってみれば自分の価値観が変わってきたように思います。
ということは、自分の意識を変えることで自分の価値観も変わり、しいては自分の生き方も変わってきたのです。
自分の価値観を変える=自分の価値観を進化させる ということは、自分自身をもっと自由に開放し、自分の可能性を自分で引き出し、「自分を生きる」ということに繋がるのだと思います。
一度きりの人生、自分の可能性に気付き、もっと自由に自分を生き切りたいものです。
じゃ、また明日!