スティーブ・ジョブズは「何をするかを決めることと同じくらい、何をやらないかを決めることが重要だ」と語っておられましたが、これは選択と集中の重要性を説いたものだと思います。何をやらないかを決めることで、本当に大切なことに集中して、より良い結果を生み出すことが出来るというものだと思います。
自分にとってあまり重要でないことは、やらない方がよいし、その時間分は重要な事へ回せます。
その上で、何かを選択するということは、それ以外の何かを捨てるのではなく、今、何もかもやれないので、今それをやらないというだけで、1つずつやっていくということです。
大きな夢や目標がある場合、色々な条件で今はそれが出来ないけれど、決して諦めたわけではなく、時が来たらそれを実現していく。
決してやらないと決めたものでもなく、諦めたということでもないのです。
この違いは大きく、自分がどれくらいの夢や志を持っているのか、自分がどれくらい真剣に今を全力でいきているのかに掛かってきます。
よく「夢をあきらめた」とか「挫折した」とか言われますが、諦めた時点で、そこ止まりです。
自分はここまでだと、納得する場合はそれはそれで自分のそこまでの夢を実現させたと思います。
しかし「自分はこんなところでは終わらない、描いていた通りに実現さす」と思う人は、その夢の実現のために、今やることと、今やらないことの優先順位をつけているだけです。
優先順位をつけることによって、最終目的まで実現しようとするのです。
そして最終的には、自分が描いていた通りのことを手に入れるのです。
どこの段階で諦めるのか、どこの段階を自分の限界とするのか、それを決めるのは自分自身です。
人から見て限界だと見えたとしても、自分自身がまだやれると思えばやってみればよいのです。
それでもしもできたなら、自分の可能性をまた一歩延ばしたことになると思います。
オセロゲームのように、最後の一手で黒が白に入れ替わるように、最後の最後にならないと結果はわかりません。
途中で諦めるのか、最後まで粘るのか、それはその人のその時の選択です。
あらゆる可能性を考えて実行することが、自分を成長さす1つの方法かも知れません。
じゃ、また明日!