ここ1~2年、何もかもが値上がりして、どこの家計も大変だと思います。
これは各家庭だけではなく、企業に於いても同じことだと思います。
好景気の時は仕事に使うならと、どんどん会社の経費で落としていたものが、削れるところは削らざるを得なくなってきました。
家計簿的には、チラシを見比べてスーパーマーケット巡りをする場合もありますが、会社の場合は合い見積もりを取るくらいしかできません。
節約と言えば、以前県庁のお昼休みは部屋の電気を消して暗い中で職員はお弁当を食べていました。窓から入る明るさでお弁当の中身は何とか見えていましたが、廊下側などは本当に暗くその光景は異様でした。これも節約の1つですが、他に削るところがあるのではないかと思いました。
「節約」を辞書やGoogleで調べてみると「無駄を省いて、切り詰めること」とありましたが、ある方のメルマガで「無駄にしない」ということは、「限られた資源を最大限に活かす力」と、書かれてありました。
確かに「節約」と言えば「必要でないものは買わない」かお金が溜まってから買う。ということになりますが、「無駄を省く」となると、「あるものを活かす」という可能性も出てきます。だからメルカリにでも出してお金に換えていっているのだと思います。
私がスイミングスクールに通っていたとき、スタッフのお昼休みの時はプールはクラスがないので誰も使っていません。水に入るのが怖くて浮くことも出来なかった私が少し泳げるようになって、泳ぎたくて仕方がなかったので、だめ元で聞いてみると、使っても良いとのこと。それで仕事の休みの時は毎回1時間広いプールを独占していました。
プールはスタッフルームから見えているので、私が泳いでいるのがわかります。今思うと、贅沢な時間です。
例えば「つけっぱなしにしている光熱費を無駄にしない」と考えたら、スタッフのお昼休みの1時間を「ランチタイムコース」として、お金をとっても良かったのではないかと思います。
そこの会員さんが自分の受けている時間以外に自由に練習したい場合、このコースを利用すれば、1時間自由に練習できるのです。そうなれば、無駄に使っていた光熱費を少しは回収できたのではないかと思いました。
無駄にしないということは、それを使わないというのではなく、その資源を最大限に活かすという考え方に、成程とうなずいてしまいました。
じゃ、また明日!