日本がここまで世界から取り残されたのは、
もしかしたら自らを顧みるためかも知れません。
もしかしたら新たな扉を開けるためかも知れません。
もしかしたら既存の価値観を一掃するためかも知れません。
戦後、焼け野原から見事に蘇り、アジアのリーダーかと期待されるほどだったのが、今やアジア諸国に追い抜かれています。それは高度経済成長時に物質主義的な価値観に踊らされ、経済的な成功や社会的な地位を得ることに満足していたからではないかと思います。
国民全員がそうだったかと言えばそうとも言えませんが、日本という国自体が浮かれていたように思うし「安きに流れろ」で、そのころに「真面目」「勤勉」「努力」というものがダサいと煽られたような気がします。
その結果が今現在であり、経済的な成功や社会的地位は本当に求めていたものではなく、それらからは真のしあわせは得られないことに、ようやく気付き始めたのだと思います。
本当のしあわせは「精神的な豊かさ」や「自己実現」であり、自分の内面の声に耳を傾けて、自分にとって大切なもの、自分らしく生きることに気付き始めたのだと思います。
他人と比べられ、順位をつけられ、評価を気にして生きる環境にいると、自分をその価値観に合わさなければならないと思い、ありのままの自分を受け入れることが出来なくなります。日本人は自己肯定感が低いと言われるのも、良い所も悪い所も含めて自分であるという、善悪併せ持っているのが自分であるということが、なかなか受け入れられないのです。
そして自信がないから自分の才能や興味関心に目がいかず、自分にしかできないことを追求することを躊躇してしまうのです。「みんな違って みんないい」という多様性を認めることが出来ず、同じ行動を取ることが良いことだと強制されるのです。
コロナワクチンでも、当初、受けていなければ批判の対象になり、ワクチンを受けていなければ迷惑そのものだと批判されていました。しかし、今になってワクチンを推奨していた人が「ワクチンの予防効果はほとんどない」と言われていました。そして、私の周りでも何回もワクチンを打っている人が2回も3回もコロナに罹り、一度もワクチンを打っていない人は、まったく罹っていないという現実。
これらをどう受け止めればよいのでしょうか?
よってこれからは、ありのままの自分を受け入れ、自分にしかできない能力を活かし、物資的豊かさではなく心の豊かさを求める方向に行くのではないかと思います。
そして価値観や生き方は多様性であり、自分を認めるから、他人も認めることが出来るのだと思います。
私たちは自分の内面と向き合うからこそ、豊かな人生を送ることが出来るのだと思います。
じゃ、また明日!