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カラダを通じて人間学を教える人は、たいてい自分の道場なり稽古場なりを持っています。その都度借りた方が安くつくかも知れません。しかし、あらゆることに気を遣わずに自分のペースで出来るのは、やはり自分の本拠地を持つ事だと思います。時間を気にせず、存分に話し合う事も出来るので本音を言い合えることもできます。それらを思う存分やれるのが自分の本拠地だと思います。

工場にしても一か所で全てがあれば効率よく仕事が出来ます。道場にしてもしかりです。なぜなら、一か所にすべてが揃うと、それらが繋がって行くからです。繋がるという事は、より大きな効果を生む可能性もあります。そして、そこに来ている人同士も繋がって行く可能性があるので、そこで学んだ人たちはゆくゆくは自分が帰ってこられる場にもなるのです。

自分が成長する場、人と繋がる場、いつでも帰ってこれる場。本拠地には色々な可能性があると思います。自分1人ではなかなか成長は出来ません。色々な人がいる中で刺激を受け、相手を観るから自分が見える。そういう場だからこそ、価値のある場になるのです。

拠点が出来れば、今度はそこで何ができるかも増えてきます。そんな場合でも自分の理想を実現することが出来るので、思い通りの理想を描くこともできます。そこで制約が掛かれば思い通りにはいかず、どこかで妥協をすることになります。そうなると自分が後世に伝えたかったことも100%伝えられず、妥協しながらの伝え方になってしまいます。

己の本拠地を創るのと、間借りするのとでは大きな違いが出てくると思います。家にしても自分の家ならどこに釘を打とうとどこに穴を開けようと自分の思い通りに出来ますが、賃貸ならそれなりの制約があると思います。賃貸なら賃貸の利点も当然ありますが「自分の思い通り」となれば、やはり自分の本拠地になると思います。

人は自分の思った通りに生きれるのが一番しあわせだと思います。理想を入れながら未来を描く。そしてその目的達成のためのみに時間とエネルギーを費やす。それらが出来る人はごく僅かしかいないかも知れませんが、逆に目的達成のためにのみ時間とエネルギーを費やすことはだれにでも出来る可能性はあります。その自分の可能性を自分が信じているかどうかです。

一度切りの人生、自分の思う通りに生きれるのは、しあわせなことだと思います。私もそういう人生を歩みたいと思います。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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