人は他人と比べて苦しくなる時があります。本来なら自分は自分、他人は他人で良いはずなのに、どうしても他人と比較をしてしまうのです。そして、自分の方が優れていると思った時、プライドが保たれたりします。
日本語では「自尊心」とも言いますが、同じようなもののようだけれども少し違う気もします。
自尊心は自信に由来しますが、プライドは劣等感に由来しているような気もします。よって、自尊心は自分自身に価値がある、自分の存在そのものに価値があると感じるのに対し、プライドは他者との比較において、上か下かの認識をします。故に、他者によって振り回されることにもなるので、自分の価値観は常に不安にさらされるのです。
よって、プライドと共に生きていると、いつも他者とは一線を引き、自分の弱みを見せられなくなります。そしてそれが自分自身を生きづらくしているのかも知れません。
自尊心と共に生きていると、他者との壁を乗り越えて相手を信じることによって、自分の存在そのものを尊いと感じながら生きていくことが出来るのです。
よく「魂を磨く」と言われますが、それは自分はどの様に生きるのかを問われているのだと思います。
人生に於いて悩んだり苦しんだりするのは自分を磨くために用意された課題だと思います。
何事もなく、すべてがうまく行く人生は感動というものが少なくなります。感動が少ないと、心から自分がこうしたいというエネルギーも湧いてこないと思います。
楽しい人生は、その時はしんどく感じたけれど後から振り返ってみると「我ながらよくやった!」と自分を認める記憶が残る人生だと思います。それが無いとのっぺらぼうの笑いも涙もない人生のような気がします。
「越えられない壁は無い」と言われますが、これも「越えられる人にしか与えられない」と言われます。
越えられないと思うような壁でも越えようとするところに、その人の価値があり、成長の糧になるのだと思います。
人生には思い通りにならないことが多々あります。そんな時、その状況を自分はどう捉えて、どう向き合うのか。
自分が問われる成長のチャンスだと思います。
うまく行かない時こそが、自分の中に眠っていた力が試され、魂が磨かれて一段と輝きを増す時だと思います。
そんな時って、他者との比較は必要ですか?
じゃ、また明日!