読み物などでよく聞くのが「自分は両親を選んで産まれてきたのだ」と。
生れる前に自分のストーリーを自分で書いて、そして自分で両親を選んで産まれてきたのだと。

結婚式などでも、「この両親から生まれてよかった!」とか「産んでくれてありがとう」とかの言葉を耳にします。
私自身、自分の両親から生まれてきて本当によかったと思います。母の姉妹である叔母たちの子どもだったらと思っても、きっと価値観が違うし、今のような自分にはならなかったと思います。逆に言えば、従妹たちは従妹たちで、その叔母から生まれてきてよかったと思ていると思います。

「生きる」ということに関しては、「何のために、誰のために生きるのか?」とか、「何をするために生まれてきたのか」とか、「愛されるために生まれてきたの? 自分を愛するために生まれてきたの?」と、聞かれます。

生きる目的や自分の使命など、あまり考えてはこなかったけれど、自分というものを意識すると、自分の親やご先祖様を意識せざるを得なくなります。私は自分が最後の代になるから、お墓参りにはよく行きます。そしてそこでいつも、ご先祖様が応援してくれているのだなと感じることです。母親が無くなった時はその瞬間から自分の中で一緒に生きている感じが5年間していました。そして事あるごとに守ってくれているんだなと感じる事ばかりでした。

瞑想の勉強をしていた時も、自分から遡って両親、その両親にはそれぞれ自分の祖父母にあたる親がいて、その祖父母もそれぞれに両親がいる。それを続けて遡ると、結局はみんなどこかで繋がっているし、反対にどこかで誰かが繋がっていなかったら、自分というものは存在しないことになります。命のリレーは延々と繋がっているのです。

よって自分が生まれてくるためには、自分の両親の出逢いも自分が設定して自分の意志で生まれて来たとか。
そう思うと、命の仕組みも身近に感じるし、生きている意味も自分だけが生きていると感じていた時よりも、今までの歴史の命を背負っているのだと思えて、自分が生きている意味や目的を大切にしなければと思います。

1人1人が自分の後ろに繋がっている命の意味を考えれば、やはり命の大切さ、命の重さを感じずにはおれません。
NHKの番組で「ファミリーヒストリー」というのがあります。時々しか見ないのですが、見ればいつも何代か前に自分と同じような考えや同じようなことをしている人が登場しています。その番組に出るのは芸能人の方がほとんどですが、やはり歌手の人は何代か前に歌を歌っていたり、歌舞伎系統の人は、やはり父方や母方のどちらかに歌舞伎に関することをされていたり。

その時、それぞれのゲストの方は、自分が歌っているのは、或いは自分が今演じているのは、その時のその人の血を受け継いでいるのだなと、改めて感じるようです。
昔は家系図とかがあって何代か前に遡れますが、田舎で大切に保管されているところ以外は、今では家系図などほとんど見当たりません。

私も祖父のその上の代を知りたくて、代々お付き合いのあるお寺さんにお聞きしたことがありますが「火事でみんな焼けました。わかるものは何もありません」でした。確かに戦争があればあたり一面焼け野原になるのですから、残っている方が不思議です。

自分の命の根源は、自分が選んだ男性と自分が選んだ女性の愛から始まっていたのだと、今更、命の大切さ、命の意味、命の目的を考えて生きる必要があるなと思いました。

じゃ、また明日!

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