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私はマザーテレサの「無償の愛」が好きなのですが、そのマザーテレサも一定数の人から強い批判が寄せられていたようです。

人は一部の人に否定されると、その否定されたことだけが頭に残り、後の人は否定していないし、むしろ肯定していても、否定している人のことが気になります。100人のうち、1~2名が否定していても、その1~2名が気になって、次からは動けなくなってしまうのです。しかし、そうなればまだ起きてもいない不安のために残りの98人の可能性を消してしまうことになります。

これはネガティビティ・バイアスと言って、良いことより悪いことに強く反応する性質です。
そのような時は冷静になって、その批判は全員の批判なのか、一部の人の批判であったとしても、1人なのか10人なのか50人なのか、把握する必要があると思います。

SNSの世界にいると、批判やアンチは当たり前です。よってそれらは受け流すしかないと思います。
そういう人たちに相手をしている暇があれば、本来自分がやりたかったことに時間を費やした方が、やっぽどしあわせを感じると思います。

そのしあわせを感じるのは、「自分のために生きるのか」「目の前の困っている人のために生きるのか」の違いにあると思います。
そして、目の前にいる1人のために動くことが出来なければ、多くの人のためにも動けないと思います。

マザーテレサは世界を救おうとしたのではなく、「目の前の1人」を救い続けたのです。その姿勢が結果として、世界を救うことに繋がるです。
たとえ批判があったとしても、今、目の前の1人に必要とされるならば、それで十分だったのです。

SNSなどでは、自分は何もしないのに口だけで人を批判する人がいます。人を批判して自分が偉いような錯覚をしている人達です。そういう人の声を聞くのか、目の前の1人を救うのか。自分の生きざまとして大きな差があると思います。

「私は万人を救うことはできません。でも、目の前の1人を救うことはできます。」(マザーテレサ)

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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