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算数で言えば、「1+1=2」ですが、人生で言えば「1+1=3」になる可能性があるかもしれないと思います。
私たちは普段「白か黒か」或いは「赤か青か」、「右か左か」の二者択一に迫られます。
そんな場合の選択は正反対の選択であり、もしも間違った場合、まったく違う結果になります。
もしくは全く反対の人生を送ることになります。

理数系などは間違ったら結果が出ないので、慎重に選択する必要があります。勿論、人生もそうですが、感情を含む場合は絶対的なものではなく、感情は変化するので、答えは絶対というものではないと思います。
信号も「止まれ」の赤と、「行け」の青の間に「もうすぐ赤になりますよ」という注意喚起の黄色があります。
この黄色によって、「とまって次の信号で渡ろう」と判断する時と、「走ってわたりきろう」と判断する時があります。どちらの判断も自分の身を守ることが出来るのです。

三角形の3つ点というのは立体にしたら頂点になります。天秤ばかりにしてみれば、真ん中の中心柱です。
最初はどちらかに偏っていても、また反対にブレた場合、そちらに一気に偏ってしまいます。
しかし、天秤ばかりは右に偏ったり左に偏ったりしながら、段々とバランスを取っていき、最後は同じ高さでバランスよく保つことが出来るのです。

天秤ばかりの柱がしっかりしていれば、時が経てばバランスよく保てるところで、維持することが出来るのです。
何か問題が起こった時、右に偏り過ぎたら左のお皿に助けてもらい、左に偏り過ぎたら右のお皿に助けてもらう。
それによってお互いが助け合い、認め合うことによって、両者が活かされていくのではないかと思います。

私も昔は極端な考え方だったので、右を選んだら左はいらない、左を選んだら右はいらない。と思っていました。
しかし、右と左の認識が共有され、敵対ではなく、仲間として受け入れることが出来れば、両者は敵対することなく生かされるし、天秤の存在意義も深まるのではないかと思います。

ヘーゲル哲学の「弁証法」というのがあります。両者の対立や矛盾を乗り越えて、より発展したものへと統合されるという思考法ですが、これは単なる平面的な中間ではなく、先ほどの三角錐の頂点のように、両方の要素を活かした「高次元の段階」であると思います。

「視座」「視点」のように上がれば上がるほど、視野が広まるというのと同じだと思います。
視座・視点を高くして、より良い人生を送りたいと思います。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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