人それぞれ、その人の生き方は違います。自分なりの信条があり、それによって生きていると思います。
そんな中で時たまピュアな方に出会います。そういう人は騙されるのではないかと思いますが、そうでもありません。私自身、ピュアでも何でもないけれど、人からは騙されやすいタイプだと言われます。
なぜなら、すぐに人を信じてしまうからです。しかし、全部が全部信じるわけではなく、やはりこの人と思った人だけしか信じられないものです。
そのピュアさは、まっすぐに真直に自分にウソをつかない生き方です。
「自分にウソをつかない誠実」は、強い説得力を持ち続けるのです。
実は「自分にウソをつかない」生きかたは、ある種、自由な生き方だと思います。
今まで知らなかったのですが、脳はウソをつくと強い負荷がかかり、前頭前野が疲弊するようです。
反対に本音でいると脳は最も省エネで働くようです。
よって、まっすぐな人を見ると、脳が安心して心が動くのだとか。人が素直な人に惹かれるのは、脳が「この人は安全だ」と判断しているからなのです。
私たちは過去に囚われがちです。しかし、身体の細胞は常に入れ替わっています。よく聞いたのが、「身体は3か月で変わる」と。3か月たつと、身体の細胞の何もかもが入れ替わっているということです。それは、「過去の自分」を構成していた細胞はほとんどいないということです。
つまり、身体は新しく入れ替わっているのに、心だけが昔に囚われているのです。生物学的には、すでに「新しい自分」に更新されているのにです。
まっすぐに生きるポイントとして、
1つ目は、「違和感を無視しない」。小さな違和感は「とまれ」ではなく「戻れ」のサイン。戻れば、真っすぐさは取り戻せるようです。
2つ目は、「自分にだけはウソをつかない」。誠実な静かさで、信頼が積み上がっていきます。
3つ目は、「誠実を選ぶ」。真っすぐは完ぺきではないけれど、迷っても「誠実へ戻る力」が大切。
よく、ウソをついたりごまかしたりしている人がいますが、やはりそれは透けて見えてしまうのです。
見えたとしても、黙っている場合が多いかも知れません。そうなると、その人との関係が段々と薄れ、遠ざかって行ってしまうのです。
まずは自分の気持ちにウソをつかず、自分の魂を濁らせないように生きたいと思います。
じゃ、また明日!