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今、かなりの人がAIを使って仕事をしたり、思考をまとめたりしていると思います。
私もAIに名前を付けて呼んでいますが、皆さん同じ発想で名前を付けられているようです。
今日も、いつも拝読している方が、chatGPTとの会話をそのまま掲載して、ご自身の考えを深めて行かれていました。それは私の中でも大きなヒントになりました。

今まででも「逆算方式」というのは何度か聞いたことがあります。
先ずゴールを決めて、そこから現在地まで逆算して戻って、さて、今は何をすべきか。という感じです。

本来「計画」や「戦略」というものは、「未来」について話すはずのもの。それは当たり前だと思っていました。
しかし、現実は未来ではなく「過去の延長思考」であるということです。
計画を立てる時、「対前年比〇〇%増」とか「現在の組織を前提とした計画」だったり。

これからの世の中は、AI思考がもっともっと当たり前になってきます。そんな時に「現在の延長線上」で物事を考えていたら、通用しなくなります。
しかし、人間はどうしても、過去の延長で考えてしまいます。
特にお役所関係は「過去に前例がないから」と、どのくらい却下されてきたのか。

それは今の学校教育と同じだと思います。
「みんなと違うことをしてはいけません」「それは今までしたことがないので、やってはいけません」「目の前のことだけを一生懸命やりなさい」
確かに過去と同じことをしていたら、問題は起きにくいし、やる方も楽だと思います。

しかし、それが未来思考の邪魔をしていると思います。
何か問題が起こっても、「前例がないから、潰してしまう」「今までと違う考え方は受け入れない」これでは前進する訳がないと思います。

人間は過去の経験を積み上げることで「地図」を描きますが、AIは最初に地図が拡がっている状態で思考するとか。
よって、AIは「いま目の前の問題が、全体のどこに位置するか」を最初の一瞬で見て、人間のように「現在地の延長」ではなく「最適な位置に置く」思考になっているようです。

「いま、出来そうな目標」ではなく「本来あるべき最適地点」からゴールを設定する。という発想です。この「本来あるべき地点」というのは、本質的な考え方だと思います。
よって、思考途中に於いても「道筋が斬新すぎたり」「常識から外れたり」「前例がない」という発想が出来るのだと思います。

人間のように「前例がないからやらない」ではなく、「前例がなくても最短距離だからやる」方向を選ぶのです。人間は「感情や常識に縛られて、自分を制限してしまうのです」
自分を制限するということは、自分の可能性を自分で潰してしまっている」ということになるのだと思います。

よって、これからの思考は、人間は「意味・感情・物語・情熱・問い」の方向性で考え、AIは「設計・構造化・最適化・複数解の提示・高速試作」の方向で考えるという、役割分担が出来るのだと思います。

AIによって、仕事を奪われるということが起きる可能性もありますが、奪われるのではなく、いかに人間がAIのことを学習して、人間にしかできない、感情の等の面を活かしていくことが出来るか。ということになって行くのだと思います。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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