最近は、「日本がダメになった」とか「このままではいけない」とかの声を聞くようになりました。
私も色々な面で、元気がないし、国民の目が輝いていないなと思います。
特に学校という教育面で、これでは他国に追い抜かされるのが当たり前かなと思ってしまいます。
特に戦後変わってしまったのが学校教育で、その時にそれまでの日本の価値観が、連合国主導の価値観に代わっていったのも1つあると思います。
無条件降伏というものが、従来の日本の在り方を根本から覆すことになり、それまでの日本の価値観や自己同一性というアイデンティティ、そして国家の在り方が変わっていったのも原因の1つだと思います。
その変わっていった結果が、今の日本なのだと思います。
日本が敗戦から復興していき、高度誠意長期で成功体験を覚えましたが、それにとらわれ過ぎて現実の変化に対応できず、過去の延長線上で物事を進め、失敗を繰り返してきたのです。
その失敗は、特定の担当者の個人的な知識や経験、或いは意思決定によるものです。
或いは、日本人が大切にしてきた文化や精神性が失われて行きました。
伝統的な死生観や武道の意義などが軽視されて、それとは反対に物質的な豊かさを追求することに価値を見出したりしています。
そして今現在目立つのが、安定を重視して、変化への挑戦やリスクを冒すことを避けるようになったことです。よって、小さく縮こまり、なかなか外の世界を知ろうとはしないことです。
これらはそれぞれの分野での「本質」の部分を失った結果だと思います。
昔の教育では当然教えられていたことが、物質文明になり、精神世界から遠のいて本来受け継ぐべき本質の部分を見失ってしまったのです。
AIの出現により、知識は今までの学校教育以上に誰でもが気軽に得られるようになったと思います。
しかし、経験や体験などAIではできない部分は人間がやるべき分野であるし、それこそ「感じて気付く」という本質の部分を伝えていく必要があると思います。
今、日本を取り戻すのは「本質」というものを考え、それを取り戻していくことだと思います。
今までもそれぞれが気が付いていたと思います「そうではないのじゃないかな」と。
しかし、おかしいと思っても声をあげず、見過ごしてしまう。その見過ごしが声の大きい方に引っ張られて、それが正しいとなってしまう。
SNSの発達により、情報もどれが本物かわからなくなってきてると思います。
だからこそ余計に「本質」を取り戻す必要があると思います。
じゃ、また明日!