今、日本人に必要なのは、「自ら考えて行動する力」だと思います。
どの業界に於いても、或いは人間の生き方・あり方に於いても、自ら考えて行動するということが非常に大切になってきます。なぜなら、主体的に生きるということに欠けているからです。
主体的に生きられていないということは、今までの個人の学びというものが十分に深まっていなかったということでもあると思うのです。
学びを深めるということは、本人が「気付き→試行→振り返り→改善」というサイクルを理解し、それを経験していくことで深めることが出来るのです。
世の中には色々な研修があります。しかし、どの研修を選ぶのかによって、自分がどれくらい変容することが出来るか、結果として非常に大きな差が出てきます。
座学だけの研修は今後、AIが取って代わると思います。ワークショップを取り入れている所も沢山あります。
ワークショップをしてその場で色々感じるのは非常に大事なことだと思います。今まで見えていなかったことが見えて、気付きも多々あると思います。
自らの頭で考え「答えのない問」に向き合うことも大切です。
しかし、一番大切なことは、その場で学んだことを「自分の仕事のなかでどのように活かすか」というのが、主体的な自分に変容する源になるのではないかと思います。
そのためには、研修のシナリオやフィードバック・フォローアップが欠かせないと思います。
ほとんどの研修は、研修直後はモベーションが高まり、やる気がみなぎるのですが、現場に帰ると元に戻ってしまうのです。それでは学びの効果を発揮できないままに終わってしまうし、せっかくの学びがその瞬間だけで終わってしまいます。
それを、その職場に影響を与えるくらい、或いは、職場を変える位にならないと、研修を受けた意味がないと思います。その為には、どういう研修内容なのか、やる前に色々検討して、お金と価値の交換がきっちりできる研修を選ぶ必要があると思います。
そして、研修を受けて終わりではなく、その後のフォローアップがしっかりしていればしているほど、研修の成果は出やすいと思います。
研修は、実践を通じて学ぶ、そのプロセスでの学びと行動が主体性を高めて行くのだと思います。
じゃ、また明日!