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利害関係なしのお付き合いをしていると、いつの間にか境界線がなくなっています。
あまり親しくない時は、親しくなろうとして相手がプレゼントをしてくれたら、こちらも何かお返しをしなければと思ってしまいます。

しかし、段々と相手のことがわかってきて、相手もこちらのことがわかってくると、プレゼントを頂いてもすぐにはお返しをしなければとは、思わなくなります。むしろ何かの折を見てしたいなと思うようになってきます。

これは助けて貰ったときも同じで、すぐに何かお礼をしなければと思ったり、反対にこちらが相手を助けたときも、なにか見返りを求めて助けたわけじゃないので、何も求めることはありません。いつか感謝のバランスがとれればそれでよいと思います。

そうこうしているうちに、お互いが相手の役に立ちたいと思うようになり、自分ができることならやってみようと行動し始めます。社会では「人の役に立て」とか「貢献しろ」とか言われますが、これって人から言われてするものではないと思います。

自分がやりたいからやる。ただそれだけのことです。それが同じ目的であったり、同じ目標や夢であれば、「共存」というステージで一緒にやっていけます。
こうなってくると、相手を助けることが自分を助けることになり、相手と自分の境界線がなくなってきます。

境界線が無くなってくるということは、「しなければならない」という義務感も、「見返りをもとめる」という欲もなく、ただ淡々と相手のために役にたつならと、やっているだけです。そしていつの間にか、相手との境界線は見えなくなっているのです。

見えなくなるということは1つになるということで、共存から奉仕の世界に入っていくような気がします。
そのパワーが自分と相手だけの世界の話ではなく、垣根を超えたつながりの世界です。
1X1=2ではなく、1X1=∞の世界です。

その無限大(∞)のエネルギーは、大きく大きく広がっていき、世代を超えていつしか社会さえも変えていくエネルギの可能性も持っています。

のためにやっていたことが、それはいつしか自分のためにやっていたことになります。
自分を癒すことは、周りをいやすことになり、周りを癒すことは敷いては日本全体を癒すことにもつながると思います。

じゃ、また明日!

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