人の人生において変化がある時は、何かタイミングがあると思います。そしてその時のご縁がのちのち活かされてくるのだと思います。
私が相田みつをさんを知ったのも、普段本屋さんにはよく行っていたものの絵本コーナーは素通りでした。
ある日、何気なくいったことのない絵本コーナーの書棚を見ていて、ふと「にんげんだもの」が目に留まりました。
そこで立ち読みを初めて結局は1冊、2冊と読んでしまい、その後すべて揃えることになりました。
大型書店の絵本コーナーの書棚の列を歩いたのも初めてだったし、絵本を手に取ることもなかったのに、たまたま手に取ってしまったのも、ご縁だと思います。
その日は何かわからないモヤモヤが自分の中にあり、「人間だもの」の1つ1つの詩が心の中に染みわたってきたのです。
これがもしも違う日であればここまで心に響かなかったかもしれません。
私の人生の中で、自分が気になることや興味の出てきたことは、必ずそのタイミングでご縁が出来てしまいます。
もしかしたら、自分が普段よりそのことを思っているから、ご縁のタイミングが引き寄せているのかもしれません。
それらはいつも外側から情報が流れてきます。
新聞の記事であったり、SNSであったり、チラシであったりと、偶然にも思った瞬間にそれらの情報が流れてきて、申し込むことになるのです。
自分の中でそれらを受け入れる準備が出来ていなければ、スルーしていたと思います。反対に自分の中でそれらの準備が出来ていたから、その情報がグッドタイミングで自分と結びついていったのです。
小さな事から大きな事まで、いつもタイミングに後押しされて進んできたような気がします。
人間の中には2つのエネルギーが宿っているとか。
行動すること、与えることで喜びを感じ、外の世界に何かを実現していく男性的な力。
内側を照らすこと、受け取ることで喜びを感じ、自分の心の声を丁寧に聞く女性的な力。
この2つの力のバランスにより、「自分は何を望んでいるのか」を知り「それを実現する」ことが出来た時、人は確かな幸福感が生まれるようです。
この自分の中の「共存のステージ」を超えると、与えることも受け取ることも区別が消えて、
次は「奉仕」の道へと繋がっていくようです。
私自身、この時々にご縁のタイミングが来ているような気がします。
よって、作為的なことは考える必要はなく、ただ自分の心に素直に従っていると、タイミングは導いてくれると思います。
じゃ、また明日!