学校を卒業する段階では、ほとんどの人が働くことを考えます。就職活動をしたり、最近では起業したり。
起業する人は目的意識があるかもしれませんが、会社に就職するといった場合、とにかく自分が行きたい会社を片っ端から受けて、その中で選択するか、内定をもらたところに行くのがほとんどだと思います。
最近の親御さんは本人の行きたい所に行かせてあげる人が多いと思いますが、以前は、お給料の良い所、名前の知れたところ、条件の良い所と、仕事そのものと違った視点で選択させていました。
よって本人は、組織に属して給料面では安定しているものの、主体性などなく、言われたことを黙々とやって結果だけを求められている状態です。そして自分は会社のために働いている、数字のために働いているという意識で、どんどん疲弊していくのです。
今は社会というものが厳しくなってきたと思います。企業そのものが理念を掲げ、社会貢献を意識しています。
よって社員にも「何のためにやっているのか」という企業理念や目的意識を持たそうとしています。
そうなると、その企業の方針に沿った意識の社員は、どんどん伸びていくと思いますが、そうでなければ、そこでもしんどくなっていくと思います。
働き方も多様化した現在、組織に属するとしても自立した個人が必要とされます。そして、自立した個人同士がお互いに刺激し合い、共通の目的に向かって進むので、かなりの戦力になってきます。
中小企業であっても、意識あるトップはそのような社員教育に力を入れておられます。
よって、色々なアイデアも浮かび、個の可能性を最大限に引き出し、業績を上げられています。
chatGPTも入ってきた今、社員はそれを使いこなし、トップは個々の社員の可能性を引き出して自社の企業理念や社会的役割を果たしていく。それが社員も楽しく働けるし、会社も伸びていくのではないかと思います。
じゃ、また明日!