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教育とは「知識やスキルを教えて人を育むこと」だと思っていました。
しかし、生成AIが出てきてから、知識はAIの方が豊富だし、教え方も一人1人のペースに合わせて教えてくれるので、その方が楽しく勉強できると思います。よって、これからは教育の知識伝達の面はAIに任せた方がよいと思います。

「教育の本質」とは、人間性の育成であり、内面的な成長を伴った学びのプロセスでもあると思います。
「心の底からの納得」や、「知る喜び」。そして「創造性を掻き立てる」感情が引き出されること。
これらは人間にしかできないことだと思います。
この部分に先生方は時間を割いて子どもたちと向き合うことになるのではないかと思います。

学ぶということは、「感情」が動くことが学びの深さを決定づけ、「納得」が伴うことで、初めて知識が自分のものとなるのだと思います。
そもそも、教育が教えるべきものは「生きるための人間学」だと思います。つまり、
「どう生きるか(生き方、人生観)」
「どう人と関わるか(人間関係、倫理、道徳)」
「何を大切に生きるか(価値観、哲学)」

これらが身につくから、社会に出ても自分で考えて生きていけるのではないかと思います。
そしてこれらは人間の役割として、「体験を通じて学ぶ」しかないのだと思います。
なぜなら、座学だけでは感じることが出来ないからです。
カラダを通じて脳が感じて納得するから、初めて理解できて行動に移すことが出来るのだと思います。

そして「体験を通じて学ぶ」ということは、「人が持つ本来の可能性や才能を開き、自ら育つ力を引き出す」という、今までの教育から一歩進んだ「啓育」になるのではないかと思います。
(啓:ひらく、明らかにする、という意味があります)

その人自身が内なるものに気付き、自らひらき、自ら育つことを促すのが、本当の教育なのではないかと思います。
よって、1人ひとりの個別最適化が可能になるAIに知識を得る部分を任せ、人間はAIが与えた刺激を使って、自らの思考を深め、自分らしい表現や行動に昇華させるという役割を担っていくと思います。
AIと人間のバランスの取れた「啓育」になっていくのがこれからの教育ではないかと思います。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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