業務をする時に言われているのが「PDCAサイクルを回す」というものです。
「計画」「実行」「評価」「改善」(Plan) (Do) (Chack) (Action) です。
この4段階を繰返すことによって現状を把握し、課題を解決し、より良い結果を継続的に生み出すことを目指します。
自分の人生を考える時でも「ゴールを決めろ!」と言われてきました。そしてそのゴールに辿り着くためには、どのようにすれば辿り着くか考え、辿り着くための計画を立てるのです。そしてその計画通りに実行してみて、うまくいったのか、行かなかったのかチェックをし、うまくいかなかった所をどう改善すればよいのか考えてまた実行する。それの繰り返しで、だんだんと計画通りに進んで行けるのだと思います。
それをやらなかった場合、どこが悪かったのかわからず、同じことの繰り返しで進歩がないのです。
計画力を養うというのは、目標設定から実行後の評価と改善までの一連の流れを体系的に学ぶことが出来、この流れをマスターすれば、効率的な行動が出来るようになると思います。
また、やったら終わり、出来たら終わりではなく、業務の効率化や品質向上に繋がり、次からはより良い仕事が出来るのです。
例えば、コース料理の前菜の盛り付けでも、7月だから「天の川」をモチーフに盛り付けようと計画した場合、天の川を素麺で表現するのか、子どもを沢山連れてくるといわれていたので、子どもはチョコレートで表現してみようかなど、計画の段階で色々考えられるのです。そしてそれを実行してお出しした時、子どもは非常に喜んだのか、そうでもなかったのか、評価・分析して改善していく。それによって、ますます良いものが生み出されると思います。
目標達成までの道筋を明確にし、計画的に行動できるようになると、旅行1つを取ってみても、沖縄から北海道に行くのに、どの乗り物を使うのか、そして時間とお金を計算に入れながら、自分にとって一番の方法で楽しむことが出来るのです。
仕事も遊びも生き方も、自分が思ったら即、行動できるかどうかに掛かってくると思います。
今の時代、知識はAIがすぐに提供してくれます。人間は考えて動くことです。動くから感じることが出来るのです。
改善も動くから次の改善点がわかるのです。そして、それが次の成長へと繋がっていくのだと思います。
これからの時代、知識はAIに任すとして、人間は体感・体験をいかに増やすかが、課題になってくると思います。
じゃ、また明日!