人が生きる目的は「しあわせになること」だと思います。
若い時は生活環境を築くために、働いてお金を溜めて自分の描いていた生活環境を整えます。
しかし、人生の後半は新たな目的があると思います。
それは「生きがい」という、お金に束縛されないで社会に貢献するしあわせです。
若い時から自分の未来に一直線の人は別として、自分がやりたかった仕事を社会人になってからすぐにできる人は少ないと思います。
就職難で氷河期、超氷河期を言われた年代の方々は、就職の段階から非常に厳しい生活を強いられていました。
そして今、その方々が40歳代になって、まだその氷河期の影響を受けています。
就職はその時の世の中の景気の影響を直に受けます。
景気が良ければ売り手市場だとちやほやされ、景気が悪くなると買い手市場だと厳しい状況です。
そういう山あり谷ありの世間を歩いてきて人生の後半になったとき、今までと違う生き方もあるのではないかと思います。ただし、これは普通の生活ができる基盤があっての話ですが・・・。
それまでの肩書や年齢を基準とした働き方ではなく、価値観や志の共有ができる仕事仲間の世界です。
未来の可能性を信じて共に語れる関係性の仲間との仕事です。
「どうすれば、もっと社会をより良くできるのか」「自分たちは未来に何を残せるのか」
今までの会社勤めとは違った仕事の仕方になると思います。自分たち一人ひとりの想いが形になって見える仕事です。よって、そこには夢を語れる人が集まってくるのです。
仕事にワクワクし、未来にワクワクしながら、未来を創る仕事を共有する。
過去を語っているときは未来が見えていません。過去を語っている以上、未来の発展はありません。
年齢や肩書や立場は関係なく、対等な関係性で未来を語り合う。これこそ、私たちが理想としていた働き方だと思います。
自分の意志で未来を切り開こうとする人が繋がって、自分たちがいなくなっても、自分たちが残したものが未来の社会に役立つなら、それほど嬉しい仕事はないと思います。
自分の人生最期の仕事は、同じ価値観の人と未来を創ることだと思います。
それが自分が生まれてきた意味でもあると思います。
じゃ、また明日!