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「ハコ(会場)にファンをつける」とは催しものやイベント会場、ライブハウスなど、ハコ(会場)そのものにファンをつけ、その会場のファンを増やすことによって、アーティストや選手、イベントのファンだけではなく、会場自体にファンを生み出すことで、会場へのリピーターを増やすこと。そうすることで安定的な運営へとつなげることが出来るのです。

例えば小さいスケールでいえば、朝市とか○○市とかは、たくさんのお店があって、毎回出店しているお店もあれば、時には入れ替わることもあります。そんな時、お客さんはその出店のファンもいるかとは思いますが、朝市や○○市といったような、会場全体の雰囲気や場所、環境が好きなのです。
よって、出展者が入れ替わっても、参加者はあまり減らないと思います。

これがライブハウスや大きな会場になったとしても、出演者だけに目を向けていれば、その出演者が出ない時はお客さんが減ることになります。しかし、ライブハウスの雰囲気や大きな会場の雰囲気のファンであれば、出演者が変わっても、行く可能性があると思います。

なぜなら、出演者が変わってもあの会場に行けば楽しめる。あの会場に行けば知らない人同士でも一体化できる。ということで、その興奮を楽しむために行く人もいると思います。

最近はスポーツの世界でも、初めに歌や踊りでお客さんを楽しませたり、一体化させたりしているようです。
そうなればある人気の選手が、移籍したりいなくなっても、お客さんの減り方は少ないし、反対に新しく入ってきた選手のファンが通うかもしれません。

これはホテルやリゾート地でも同じかもしれません。
その敷地に一歩足を踏み入れただけで別世界に足を踏み入れたような雰囲気になり、心地よい空間に包まれます。
そしてスタッフの接客態度が良く、気持ちよく過ごせれば、リピーターが増えていくと思います。
時にはオリジナルグッズを販売したり、限定メニューを提供したり。その地をすぐに思い出すようなものがあれば、また行きたいとなるかもしれません。

人を中心にファンを集めるのも良いですが、長期的に見ればハコ(会場)にファンをつけるということを考えても良いかもしれません。例えば、ホテルやリゾート地はメインになる「人」はいませんので、むしろメインは「お客様」そのものなので、十分満足していただければ、親子で来た場合、その子どもが大人になったとき、また来ていただく可能性は十分にあると思います。

そうなるとハコ(会場)にファンをつけた方が長続きすると思います。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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