何かを成し遂げた人は「夢」「希望」「勇気」のの3つを大切にされています。
例えば、同じ業界の企業を見ていても、トップの姿勢が社員の姿勢になっているようです。
面白いことに、大企業だから働き甲斐が合って、中小企業だから働き甲斐がない。というのも一概には言えません。
同じ業界でも大企業といわれている所はかなり厳しい状況になっており、ここ数年人員を減らしています。そして兎に角業績を上げることに今は必至になっているようです。以前は一人ひとりの顧客に丁寧に応対していたけれど、それも合理化で窓口も減り、応対する職員も仕事をこなしているだけに見受けられます。
方や、中小企業の方は、昔からその企業は地域の皆様を大切にするという考えで、トップが変わってもそれは引き継がれています。同じ厳しい状況になっても、そこは人員を減らしていません。社員の応対も丁寧です。そしていつも「お客様の役に立つ仕事をしている」と、人が変わってもそのスタンスは変わりません。
企業の質からいえば、数十年前と入れ替わった感じです。それは察するにトップがその業界の将来に「夢」や「希望」を抱いているかどうかだと思います。
自分たちは中小企業だから、少しでも大きくなるにはどうすればよいかということを絶えず考えている企業と、大企業だから維持するのに大変だと、ギリギリで仕事をするのとの違いだと思います。
よって、その中小企業の方は、お客様の中にどんどん入っていって、お客様の困りごとを一緒に解決していっているのです。社員さんの目はいつもお客様の方を向いており、自分たちの仕事に誇りを持っています。
吉田松陰の言葉に「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」というのがありますが、やはりリーダーたる人は「夢」があるから、境地に立たされても乗り越えていくことができるのです。
「夢」は「希望」と「勇気」にエネルギーを吹き込んでくれます。
どんなに辛くても、夢と希望を捨てなければ、その先には社会をも変える未来が待っているかもしれません。
じゃ、また明日!