私たちは12年~16年ほど公教育を受けて育ちました。しかし、知識としての勉強はしましたが、社会人になる為の教育は受けてきてはいません。最近やっと、就職のためのノウハウや企業のことは少し取り入れ始められましたが、通用する企業人としての教育は受けていません。
よって、入社しても、個人=自立した人財 ではなく、依存して自立できない、自ら成長を望まない人財、或いは、個性や強みの発揮できない人財で組織化されて行っているようです。それは、労働力向上や生産性向上には残念ながら繋がってはいないのです。
なぜなら、自分の属している企業のビジョンやパーパスが何で、トップが何を求め、自分が何の役割責任か、自分が何をなすことで組織の成果や自分の豊かさを発揮できるのか、或いは繋がるのかを全く理解せずして毎日仕事をしているのです。よって、これらの問題意識を持たない限り、個々の成長や自立には目覚めることなく、組織の一員であることすらわからないままなのです。
それを思えば、仕事とは何か、企業と社会のつながり、創業者の哲学などを教えた方が、意識して自分との繋がりの中で仕事ができるのではないかと思います。よって、今までの公教育では社会人を育てることは出来ないと思います。なぜなら、知識がいくらあってもそれを実践する力が欠けていれば、生産性には結びつかないからです。やり方や知識を「知っただけ」では仕事にはならず、その知ったことを如何に実践できるかが価値に結び付くのです。
よって座学だけでは十分とは言えず、むしろ体験して「体得」出来る教育が必要になって来ると思います。例えば、料理学校にしても、いくら栄養学や調理の仕方を座学で学んでも、頭だけで調することは出来ません。自分の手や目や舌を使って調理が成り立つのです。或いは医学部でビデオで解剖学を何回観ても、実際には解剖できません。ましてや命がかかっている手術など、出来ません。やはり、実践教育が必要なのです。実践を通して何回も失敗を重ねるから上達していくのです。
例えば体験学習の「体得」というのは、実際に研修の中で出される課題を受講生が達成する過程で体得することが出来るものです。そこで覚えた知識を実際に実践して初めて価値効果を身体や感情で理解して体感する事が出来るのです。よって、腑に落ちて理解できたものを言語化する事が出来、自分のものに出来るのです。
㈱CRAYONZは「知識」と「行為」は一体だとする「知行合一」の研修です。座学では実現できない、「知識」より「体験」にこそ価値が生まれる研修です。目的達成のための理論より「課題発見力」「創造力」「やり抜く力」「主体性」「人を巻き込む力」など、社会人にとって必要不可欠な「実践力の体得」が出来る研修です。
このような研修を受けてから社会人として働いた場合、「研修の中での実践を通して自分自身で学び」「気付き」「失敗体験や成功体験を学ぶ」生きた教育の実践として仕事をすることが出来るのです。そして、トレーニングを通じて「出来なかった人が出来るようになり」「出来るのに出来ないと思っている人が出来るようになる事」で自分で作っている自分の壁や自分の限界を自分で超えることが出来るようになるのです。
こういう体験学習と公教育の座学を比較してみても、社会に出てからの仕事の在り方、自分の生き方に差が出るのは歴然としています。そして、その差が世界で闘える人間かどうかにも関わってきます。それが我が国一人当たりのGDPが2000年世界2位だったのが2024年が世界38位と下がって行った現実が証明していると思います。
次世代への教育は(株)CRAYONZが実践している「超実践型CRAYONZ教育」が必要になって来ると思います。
じゃ、また明日!