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ダム経営とは、余裕をもって仕事をすることであり、
その余裕というのは、貯蓄・人財・信用・教育(人財教育)などです。
一生懸命働いて得たお金を蓄えて、それを資本に変えて再投資をする。
そして、さらに未来を発展させていく。
お金があれば、人に仕事を頼めることもできます。
逆に言えば、お金が無ければやりたいことも出来なくなる、ということです。
しかし「信用」があれば、お金は用立てできます。
銀行が企業にお金を貸してくれるのは、この「信用」があるからです。
「信用」というのは「無形の資本」と言えるかも知れません。
ダム経営を実行するためには、
優秀な営業人財の採用。
社員一人1人の生産性を最大に高める。
マーケットを常に開拓していく。
という3つが大切だとか。
私の知っている企業さんは、この3つを実行されています。
よって、満足したお客様が最大の協力者になってくれるので、
広告宣伝費をあまり使わなくても、口コミや紹介によって集客できるようです。
飲食店でもそうですが、味や接客が良くてお客様が満足すれば、
お客様がお客様を連れて来てくれるので、宣伝が要らないようです。
そういう所はコロナ禍でもお客様は減ってはいませんでした。
よって「信用」というものが如何に社会にとって重要かと思います。
この「ダム経営」というのは、松下幸之助さんが言われていた言葉のようです。
それが人から人へ、弟子から弟子へと伝わっているようです。
この「ダム経営」というのは起業ばかりではなく、個人の生き方においても
大切な考え方だと思います。
先ずはお金に余裕が無いと将来が不安です。
人生、何が起こるかわからない中、コロナ禍のように思いがけなく雇い止めになり
生活が一変した人も多かったと思います。
そんな時でも、其々にいくら余裕があるかによって、明暗が分かれたと思います。
そしてそんな時、自分の「信用のダム」がどれだかあるかによっても、
明暗が分かれます。
信用のダムが溜まっていた人は、「ウチにくるか」と誘って貰えた人もいたと
思います。
反対に企業自体が倒産しているのに、職探しをしてもなかなか見つかる所も
ありません。
これも明暗が分かれたと思います。
お金の使い方は計画的に考えておかないと、無駄な使い方になる可能性があります。
今年は能登のふるさと納税が増えたとか。
これも税金を無駄に使われるよりも、能登の復興に少しでも役に立てればと、
能登のふるさと納税が増えたのだと思います。
そのお金には、それぞれの人の気持ちが込められていると思います。
故に、企業でも個人でも余裕をもって、計画的に経営なり人生なりを過ごすのが
其々の生き方だと思います。
私も今からでも自分のダムを増やしていきたいと思います。
じゃ、また明日!