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落合陽一氏によると、IT化で資本主義の在り方は激変しても、その根底にある原理は変わっていない。

それは「誰も持っていないリソースを独占出来る者が勝つ」という原理だとか。
誰にも真似の出来ない技術や表現力を持っている人は、其々の分野で大成功をします。
これまでの労働者は「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」の2つの分野に分けられていました。
現在は「創造的専門性を持った知的労働者」という「クリエイティブ・クラス」という新階層が、
ホワイトカラーの上位に位置しています。
これからは「専門的な暗黙知を持つクリエイティブ・クラス」という、
誰も盗むことのできない知識 =「暗黙知」を持つ者が、それを自らの資本として戦う事が出来るのです。
人は憧れの人物や、なりたい人物を目指します。
しかし大切なのは、成功したクリエイティブ・クラスをそのまま目標にする、ということではなく、
その人が「なぜ、今の時代に価値を持っているのか」を考える事だと言われています。
「誰か」にだけ価値があるのであるから、クリエイティブ・クラスのような人物を目指したところで、
せいぜい「もどき」にしかなれません。
別のオリジナリティを持った「何者か」を目指すしかありません。
という事は、私のようなレベルであったとしても「誰か」を目指すのではなく、
自分自身の価値を信じられるようになること。
自分で自分を肯定して、己の価値基準を持つこと。が大切になってくるのです。
どのような状況になろうとも、己の価値基準を持てる人でありたい、と思っています。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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