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相手に何か行動を起こしてもらうには「感動してもらうこと」が大切だと言われます。
例えばお店で何か買ってもらう場合、「期待値を越えた場合」は買って貰えるし、
リピーターにもなって貰えます。
100円ショップがよく売れるのも、「100円でこれが買えるの?!」と、驚きの
感動があるからです。
価格が安いので私は、色々ある商品をそれとは違った使い方で買う時もあります。
例えば、テーブルの上のゴミを掃除したい時、床ならほうきとちり取りを使い
ますが、テーブルの上には少し大きすぎて扱いにくいです。
そんな時、底が平らなお玉を見つけたのです。ふつうはお玉は丸い形をしています。
しかし、そのお玉は底の部分が平面だったのです。
それと小さな小さなほうきを買うと、ピッタリにお玉におさまります。
それを卓上のちり取りセットにして使っています。
これはその商品が2つで200円というそれぞれの価値もさることながら、
卓上の小さなちり取りセットがあれば良いな、と思っていた時に、
食器類コーナーのお玉が目に入ったのです。
これを買った時には嬉しくて、誰かに話したくなりました。
口コミはこのようにして広がるのだなと、その時思いました。
期待値=価値 以上の感動を得た場合は口コミという行動に出てしまいます。
私は100円ショップに行った時は、いつもその商品の本来の使い方と違う
使い方をするので、最近はお店のお姉さんにこういうのを探している。と
相談する時があります。
すると、全商品を把握しているお姉さんがこれなら使えるのでは?とアイデアを
教えてくれます。
そういう風にして100円ショプで色々見るのが非常に楽しいのです。
例えば、映画やTV、本にしても、自分が感動して良かったら人に教えたくなります。
「あの映画良かったよ!」とか「あの本面白かったよ!」とか。
それは自分が感動したから人に伝えるという行動に出てしまうのです。
それがその作品の評判や口コミという結果になるのだと思います。
中学、高校の入学シーズンが近づいてきました。
この頃は塾のチラシがよく入ります。
そのチラシの中でも、そこの塾の本気度を表しています。
授業料も似たり寄ったりですが、少し高い所は保護者の期待値を上回る何かを
説明しています。
「成績が上がった」とか「説明が分かりやすい」とかも感動を呼ぶかも知れませんが、
それ以上の本気度を行動にして保護者にも伝えて行く必要があるようです。
塾長が毎日、本人や保護者の方に役に立つニュースレターを発行している場合、
具体的な事象を書いていると、「ここの塾長は熱心に情報を伝えてくれる」と、
口コミが拡がるのです。
些細な事でも本気で取り組んでいけば、それが相手に伝わり、その感動が
本人たちのやる氣を起こしたり、口コミを拡げてくれるという行動が
生まれるようです。
じゃ、また明日!