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「しあわせ」と言う言葉は、「為し合わす」=「仕合せ」=「しあわせ」と
変化したようです。
為し合わすというのは「為す」=行動する ということで、
「合わす」=一緒にする ということなので、
「一緒に行動する」 ことが「しあわせ」というものだとか。
よって、1人だけでは無し合わすことが出来ず、
誰かと何かを一緒に達成するからこそ、喜びや満足を得ることが出来るのだと
思います。
人は1人ではやれることは限られています。
自分は1人でやっているつもりでも、結局は目に見えていない所で
人が助けてくれている可能性もあります。
反対にまた、それぞれのやれること、それぞれが専門に出来ることが合わさるから、
より大きなことが出来るのだと思います。
今回の令和6年能登半島地震でも、救援物資を集めるにしても、運ぶにしても
1人ではできません。
いくら助けてあげたくても、何かのお役に立ちたくても、1人では出来ないのです。
そういう時に援助するという目的に向かって、皆と一生に行動することが、
「為し合わせ」になり、「しあわせ」に繋がるのだと思います。
すでに、生死の分かれ目の72時間は過ぎてしまいました。
しかし、家屋の下敷きになった方もぽつりぽつり助け出されています。
地震大国日本はこれからも東海地震や東南海・南海地震など、マグニチュード9
クラスの地震が起こる可能性も大きいです。
そんな中、大切なのは「人との繋がり」であり、被害の無かった人達で
「つながった人と何をするか」が大切になって来ると思います。
大地震が起こると、「家」を持っていても「車」を持っていても、
潰れたらそこで終わりです。
形のある物は消えて行きます。
そこで大切になって来るのが、一緒に行動をしていくことだと思います。
お互い助け合い、一緒になって支援活動をする。
それが被災者の方々のしあわせでもあると思います。
昔からある「お互いさま」「助け合い」の心。
この心は使えば使うほど、しあわせが自分に舞い込んでくるものだと思います。
神戸淡路大震災・東日本大震災・熊本地震と大きな震災が起こっています。
その都度、人々の優しさ、繋がり、絆を人々は感じてきたと思います。
それまであまり日本ではボランティアという動きはありませんでしたが、
それが定着しつつあるような気もします。
今回の令和6年能登半島地震でも、より早く、援助に当たる人々も増えつつあると
思います。
今日もテレビのインタビューで「見ず知らずの人が遠くから来て頂いて、ありがたい」と
泣いておられる方もいましたが、私もそうでしたが、本当に応援して下さってる、
援助して下さっているという気持ちが、どれだけ生きる勇気を与えてくれることか。
日本人の中に眠っているお互いさまの「ありがとう」のDNAを、
もっと呼び覚ましても良いのではないかと思います。
「為し合わせ」によって「しあわせ」を感じられる生き方をしたいものです。
じゃ、また明日!