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自立とは、自分で考え自分で判断行動する事だと思っていました。
その自立した人同士が相乗効果を生み出し、相互依存の関係を結べるのだと。
しかし、それだけでは足りなかったようです。
自分で考え、自分で判断・行動するためには、思考と心とカラダが統合しておく
必要があるのです。
頭ばかりが発達し、心や魂が置き去りにされると、外向きの自分は成功したように
見えても、内側の自分は満たされてはいません。
日々の生活や事業活動の中で生み出される様々な感情、関係性、信頼度、経験、
成長、仲間との対話、人に対する想いなどの方が大切だと思います。
なぜならそれらの方が生きている真の価値があるからです。
その真の価値が段々と薄らいできているような気がします。
仮面をかぶった人たちが如何に多いか。
逆に言うと、仮面をかぶらないと本当の自分を守ることが出来ないからです。
仮面社員、仮面従業員、仮面夫婦など、形だけの繋がりの中で無理をして
生きているのです。
思考だけで物事を進めるから自分の心や魂が置き去りにされるのです。
それらが1本の幹となって統合されていないから、自分で違和感を感じるのです。
自分の思考・心・カラダが統合されて1本の自分いう幹が確立できれば、
大切な人と信頼関係が成立し、心の絆を結ぶ事が出来るのです。
仮面を被った人間関係は辛く苦しいものだと思います。
絶えず自分の中で二重の生活を送っている状態だと思います。
今朝の新聞で若い医師が自殺し、母親が上司のパワハラだと過労死で訴えていました。
ご本人はやることが多すぎて消化できない。
やってもやっても次から次へと資料作成の仕事が入ってくる。
自分は苦しんでいる患者さんを助けたいのに!と、話しておられたようです。
最後は毎晩帰宅すると倒れ込むように寝て、部屋も片付けられない状態だったとか。
上司は、こんなことも出来ないのかと罵倒し、どんどん追い詰められていったようです。
母親は同じように患者を助けたいと思っている若い医師がこのような状態にならないよう、
裁判を起こされています。
自分の意志と心とカラダがバラバラになってしまい、自分ではどうすることもできない
状態に陥ったのだと思います。
病院側は、それぐらいは当たり前の残業で、過労とは関係ないと言われているようです。
自分を生きる為にも、自分を守る為にも、思考と心とカラダを統合し、
1本の幹を創る必要があると思います。
自立した者同士で心が繋がっ関係性が築けると、これ以上の強い力はありません。
自分の人生の価値をを生み出す為にも、仮面を被った人間関係ではなく、
本当の意味で自立した者同士で絆を強めて行けば、
共に成長し、共に生きる素晴らしい人生を味わうことが出来ると思います。
たった1回きりの自分の人生、共に人生を生きる関係性を持ちたいものです。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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