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今の日本がダメになってきている理由に、最近よく聞くのが、
戦後教育で自分で考えない人間を作った事だと。
確かに良い学校を出て良い会社に入れば生活は安定し、
人生を平穏無事に送れるのだ。と、聞かされてきました。
その結果、良い学校に入るために勉強し、
良い会社に入るために勉強しました。
会社に入っても、言われた通りにやっていればミスも少なく、
それなりの出世コースを歩めたと思います。
昔は上司に反論・反発することなど、とんでもない事だったようです。
しかし時代は変わり、世の中は変わってきました。
会社そのものが世の中の流れに対応できないと、会社が存続できない状況です。
今までのように、何でもハイハイと聞く人よりも、自分で考えられる人、
自分でアイデアを出せる人、何事にも挑戦する人が重要視されてきました。
今まで素直に何でもハイハイと言って、人に合わせてきた人にとっては、
梯子を外されたような感じです。
なぜなら、今までと価値観が変わってしまったから、
どうすれば良いのか解らないのです。
そして私もその典型ですが、自分で
考えるという事をしてこなかったので、
考えるという事をしてこなかったので、
考える習慣が身に付いていなく、考えるという事ができないのです。
身に付いた習慣といえば、自分で考えない「YESマン」であり、
上司にとっては「自分に合わしてくれる扱いやすい人」です。
人に合わせてきた結果、世の中が激変していく中でいつの間にか、
自分の心がカラッポになっていることに気付かされたのです。
自分というものがない。
自分がやりたいことがわからない。
自分が自分を生きていない。
人が敷いたレールの上を歩いて来た自分しかいなかったのです。
本当は、自分の心の声をしっかり聴き、自分の願いは何なのか、
人の心にではなく、自分の心に合わせて生きるべきだったのです。
しかし、カラッポの心だから、
今から自分の好きなものを入れることが出来るのです。
今更かも知れないけれど、自分の心の声をしっかり聞いて、
「自分を生きる」という経験を、してみたいものです。
じゃ、また明日!
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