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自信とは「自分を信じる」と書きますが、信じられるだけの自分を知っているのかと
問われれば、自信が有りません。
人は意外と自分の事を知りません。
他人を見て、自分の事を知る時があります。
自分を知るためには自分の内側に向き合うしかないと思います。
自分の悪い所ならすぐに思いつくのですが、自分の良い所はあまり浮かんできません。
しかし、人は誰でも良い所も沢山持っています。
ただ、それに気が付いていないだけです。
気が付いていないから、気が付いている悪い所に目が向いてしまうのです。
そしてそれがクセになってつい「どうせ私は」とか「どうせ〇〇なら」とか
ネガティブな思考になってしまうのです。
それを覆すのが、日々の積み重ねです。
同じ作業を毎日コツコツ積み上げる。
それがいつの間にか自然と身についてしまい、日常の中の一部になってしまう。
自分のカラダの一部になれば、いつでもどこででも取り出せます。
それが自信となってくるのだと思います。
フィギュアスケートでも、毎日毎日回り続けるから世界中のレベルが上がってくるのです。
3回転半飛んだだけでも「凄い!」と言われていた時代から、4回転、そして4回転半が
当たり前になってきています。
これも一朝一夕では身に付くことではなく、毎日毎日の積み重ねです。
誰しもが無理だと思っていた4回転半が飛べた時、そこには自信が生まれてくるのです。
それが真の自信だと思います。
そう、「自分を信じる」ことが出来た時です。
そうなると「たまたま出来た」という状況から、
「いつもできる」状態に持っていくことが出来るのです。
「自分は出来る!」と、自分を信じることが出来たから。
「自分には良い所が何もない」と思っていても、少しでも好きな事や興味のある事を
続けていると、いつしかそれが自分にとって自信のある長所となっていると思います。
元プロ野球選手のイチローさんの有名な言葉に、
「誰にでもできることを、誰もできないレベルでやり続ける」
「小さなことを積み重ねることが、とんでもない所に辿りつくただ一つの道」
というのがありますが、まさしくこれらも日々の積み重ねの結果です。
1つ1つの事を積み重ねれば、それを始める前よりは違った自分になっていると
思います。
この積み上げるものを、自分の人生の中で1つでも多く持ちたいものです。
じゃ、また明日!