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私が小学校で習った「き」は「気」でした。
しかし、私の母の時代の「き」は「氣」でした。
これは戦後、アメリカの支配下に置かれた中でGHQ(連合国最高司令官総司令部)によって
文字の改良がおこなわれたからです。
「気」は「きがまえ」に「〆る」と書きます。
よって、「気」はエネルギーを外に出さないようにするための文字です。
「氣」は「きがまえ」に「米」と書きます。「米」は「八方に広がる」という意味を持ちます。
よって、「氣」はエネルギーが八方に広がるという意味を持ちます
また、お米は稲からできており、「いね」は「命の根」という語源から来ているとか。
お米を食べるという事はカラダに「氣」を取り込み、命を養うという意味があったようです。
よって、先人はお米から「氣」を養い命を育んできたということも知っておくべきかと思います。
そして、日本人は昔から氣=エネルギーは、トーラスのように八方に広がると言うことを
知っていたため、気という漢字に「米」を使っていたのです。
トーラス構造というのは、ドーナツ状の氣の流れです。
よって、良いエネルギーも、悪いエネルギーも周りの人に影響を与えています。
ここからは私の解釈ですが、
「気」は、閉じ込めるという意味で、自分の内に閉じこもってしまいます。
よって、「気愛」は先ず自分自身を愛するという事に通じるのではないかと思います。
「氣」は、八方に広がるという意味で、自分から外に働きかけます。
よって、「氣愛」は自分を愛した自分が、他人に愛を与えるという事に通じる
のではないかと思います。
ドーナツ状のトーラス構造はエネルギーが循環し、
自分もエネルギーの影響を受けますが、人にも影響を与えます。
「愛」を貰ったり、与えたりする循環の中で人々はエネルギー交換をしているのだと思います。
人は「愛」なしには生きて行けないと言われます。
人に限らず動物も然りです。
まずは自分を愛し、自分が整うから他人も愛せるようになるのだと思います。
今迄、自分だけで留まっていた「気愛」を、人に伝えられる「氣愛」に
エネルギーを使えるようになれればと思います。
じゃ、また明日!