• 2462枚目■ 自分の「スタートライン」

    人にはそれぞれ自分のスタートラインというものがあると思います。
    特に人生なんて、人それぞれですから自分のスタートラインは自分でしか決められないと思います。

    しかし、思い出せば運動会はリレーはあったけれど、木登りの競争や、鉄棒の競争はありませんでした。
    リレーの得意な子は運動会の日は花形です。でも、リレーは得意じゃないけど、木登りならだれにも負けない子は花形になる日はありません。

    リレーは横一列に並んでの競争だから、どうしても周りの子が気になり周りの子と比べてしまいます。結局は他の子を見て自分が走ることになり、自分のペースが掴めないのです。

    本当に比べなければならないのは、自分自身です。
    「昨日の自分より、今日の自分」が自分の人生のスタートラインです。そういう意味でいうと、他人の目は関係なく、「昨日の自分より、今日の自分」を自分がどれだけ把握しており、1mmでも成長していれば、明日はもう少し伸ばしてみようと、前へ前へと進んで行く。結局はその積み重ねが自分の人生なのだと思います。

    他人から与えられたスタートラインでもなく、他人から決められた種目でもなく、自分が決めたスタートラインで自分が決めた種目で「昨日の自分より、今日の自分」を繰返すことが、自分の成長を確認できるのではないかと思います。
    そして、その成長を確認できれば自己承認が出来るのではないかと思います。

    「他人より早いか、遅いか」或いは「高く飛べたか、飛べなかったか」ではなく、「昨日の自分より早く走れたか」「昨日の自分より、どれだけ進めたか」
    それが自分の把握ではないでしょうか。

    自分のスタートラインで、自分の目標に向かって進んでいる姿が、自分の人生そのものだと思います。

    じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com