会社が大きくなってくると、国内でも海外でも支店を作ってそこは別の人に任せます。
大企業なら、それぞれの現地社長のような人がいて、任せっきりでも大丈夫なようですが、そこまで知れわたってない場合は、難しいところもあるようです。
今、これから伸びようとしている所の社長さんは大忙しです。なぜならその社長さんの人間性、考え方でそこまで伸びてきた可能性があるからです。
本業で人が付いてきているのですが、本業以外にも関連があるのでやる必要があり、手を広げていきます。
社長さんのカラダは1つなので、最初はあちこち飛び回って自分自身でやっていましたが、それではカラダが持たないので、それぞれに中心になってやれる人に任せるようになりました。
しかし、社長さん自らがやっていた時ほど盛り上がらない、上手くいかない。やっていることは同じなのにどうしてなのか。
人は人を見て判断します。
小さな事からいえば、お気に入りの定員さんが他の店に移れば、自分も店員さんが移ったお店に行く。
フィットネスジムのインストラクターさんが他に移れば、自分もインストラクターさんに付いて行く。
私も今度いつもしていただいている美容院の方が独立されるので、そちらに行くつもりです。
やっていることは同じです。服を売る。ダンスを教える。髪の毛をカットする。
しかし、なぜ一緒に移っていくのかと言えば、その人に対する信用・信頼です。
この人が勧めてくれるなら。この人が教えてくれるなら。この人がカットしてくれるなら。ということで、残っている人も同じレベルかもしれません。しかし、最初にこの人ならと信用した場合、それは同じことをしても別の人では満足できないのです。
会社が大きくなって要求されるのは、この会社を立ち上げたのは誰ですか?このプロジェクトの中心人物は誰ですか?即答えが返ってきて解決できるのは誰ですか?という部分が求められるのだと思います。
それぞれの現場にリーダーがいると、話はその場で決まります。しかし、リーダーに確認してからお返事しますでは遅いのです。よって、話が進まず、うまく行かないのだと思います。
小さなところでもリーダーと同じレベルの力量があり、権限があるところは上手くいっています。
私自身、無意識にいろいろな場面で、そういう人がいる所を選んでいるように思います。
人に任せる場合は、そのあたりも十分確信をもって任さないと、結局は後で自分がしりぬぐいをしなければならなくなるようです。
じゃ、また明日!