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私達は、何気なく使っている言葉でも、相手を弱らせてしまっているかも知れません。
例えば、恋人であっても夫婦であっても、全くの他人がご飯を作りに来てくれたら、
「ありがとうございます」と、素直に言えます。
或いは、仕事で遅くに帰って来ると「お疲れ様」と言えたりします。
しかし、それが身内となると、
ご飯を作って当たり前、掃除洗濯はやって当たり前、育児もやって当たり前になります。
また「どうして毎晩、そんなに遅いの!」と、なってしまいます。
そして、コロナで在宅勤務になると「どうして家にばかりいるの!」と。
それらは、相手がしていることの否定になります。
子育ても同じです。
「どうして勉強しないの!」「どうしてゲームばかりするの!」
これでは子供の否定の上塗りです。
先ず否定から入ってしまいがちですが、そこをぐっと抑えて肯定から入ると、
その後の展開が違ってくると思います。
夫婦や子供を身内だと思わずに、全くの他人だと思えば腹も立たないし、
むしろ感謝が先に来ると思います。
そして何かをしてもらったら「ありがとう」
疲れていたら「ご苦労様」
ゲームをしていたら「何時までに終わろうね」
そしてお互いがお互いを「応援しています!」
「どうして!」の否定よりも、「応援しています!」の肯定の方が、
望む方向に行くと思います。
相手を想うなら、自分に出来る事をやって行けば、好転していきます。
反対に否定から入って行くと、自分が一番身近な敵になってしまいます。
文句の一言で、相手の元気を奪ってしまいます。
たった一言で、相手を傷つけ、意気消沈させてしまいます。
本来言葉というものは相手に喜んで貰う為に使うものだと思います。
よって、「応援しています!」といつでも素直に言える自分でありたいと思います。
じゃ、また明日!