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一般に何かを伝える時、或いは身近な人に何かを伝える時、
必ずしもこちらの伝えたいことがそのまま伝わるとは限りません。
なぜそういうことが起きるのか?
私の場合、思いついたらすぐにそのまま伝えてしまっていたからでした。
伝えたい事をそのまま「言葉」にして直ぐに伝えていました。
伝える時に大切な「心を添える」のを忘れていたのです。
今、相手がどういう状況なのか。
相手が受け取れるタイミングなのか。
それらを考えて伝えないと、同じ言葉を伝えても伝わりません。
そういう意味からすると、私の伝え方には問題があったようです。
自分にとって正義とか正しさであっても、伝えたい事が伝わらなければ何もなりません。
その時、相手の状況を考え、今伝えるべきなのか、もう少し様子を見て伝えるべきなのか。
考える必要があります。
もしかしたら、その伝えるタイミングを間違えば、
「yes」のはずが「no」になってしまうのです。
良かれと思ってしたことが、反対の結果になることほど残念なことはありません。
今やっている署名活動にしても、一人1人相手の事を考え、
ちゃんと届く言葉になっているかどうか。
今まで、何も考えずにやっていましたが、伝えるためには、
言葉に「心を添える」必要があるなと、感じました。
己を知り、相手を知る。
その上で言葉というものは両者を結び付けてくれるものだと思います。
もしかしたら、今までは自分の正義を振りかざしていたかも知れません。
自分の心を買って貰えなければ、その言葉は一円の価値もなかったという事を、
今回、署名活動を通じて教えられました。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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