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私たちは自分が何かをしようと思った時はすぐに動けます。
なぜなら、そこには自分なりの動きたい理由があるからです。
しかし、何もしない時に「なぜやらないの?」と聞かれてもすぐには理由は言えません。
なぜなら、自分の中には何かをしない理由がないからです。
にも拘らず、人はやるのが前提で聞いてこられます。
それは、やれば良いことが沢山あるのを知っているからです。
今とは違う、もっと素晴らしい世界が待っているのを知っているからです。
その世界を知っているから、変わるのが前提で話が進みます。
そもそもの前提として、自分がやるのかやらないのか。
そこをはっきりすることが、自分の前提だと思います。
そして「やりたい」と思ったなら、「やる」方向で進むしかないのです。
その時に自分で足を引っ張るのは「現状維持」の考えです。
危険を避けることが身に付いてしまっているのです。
そこでの危険は何なのか?と言えば、起こりもしない問題に頭を悩ましているだけなのです。
どこかに完璧を求めているのかも知れません。
子供の時から「勉強をしてから遊びに行きなさい」「お金がたまってから買いなさい」など、
何か条件付けのように呪文を掛けられていたのです。
それが自分で自分に呪文を掛けているのかも知れません。
しかしこれも1つのやり方です。
本当にやりたいのであれば「早く遊びに行くためには早く宿題をしよう」とか、
「あの服を買いたいから、どうすれば早くお金がたまるのか」等、必死で考えると思うのです。
その、目標がないから、なかなか行動に移せないのです。
高い空から自分を見れば、目の前のトンネルを抜けると海が見える。
とわかるのですが、本人は目の前のトンネルしか見えないので、
トンネルだけで今を判断してしまいます。
そこで「何もしない理由はない」のであれば、それは良しとして、
では、それ以外の「何かをする理由」の方に目を向ければいいのです。
義務でも押し付けでもなく、自分がこれだったら出来そう、やりたいかも。
と思うものから手を付けて行けば、段々と大きなものに繋がって行くと思います。
小さな理不尽に慣れて行く。
これが何もしない状態から抜け出れるのではないかと思います。
じゃ、また明日!