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身心一如(しんしんいちにょ)
仏教で、肉体と精神は一体のもので、分けることが出来ず、
1つのものの両面であるということ。
「身心」は体と心。 「一如」は真理はただ一つであるという意。
(三省堂 新明解四字熟語辞典)
ものによっては「心身」とも書いていますが、
「身心ともに充実していること。物事に一心に集中しているさま」
或いは「身も心も」という言葉に慣れている私は「身心」の方だと思います。
仏教の事はあまりわかりませんが、例えば少林寺拳法などでは、
「体あっての心であり、体を通して世界と自分を理解していく」
という、考えのようです。
よって、拳(肉体)と禅(心)が不即不離(つかず離れずの、ちょうどよい関係)
なだけでなく、拳の修行を通じて心を整える(禅)
という少林寺拳法の第一の特徴「拳禅一如」のようです。
東洋医学では「心と体のつながり」を重視しており、
「怒りが肝を傷める」「恐れが腎を傷つける」という考え方ですが、
確かに私の周りでも、ストレスが多くいつもイライラしている人は肝臓が悪く、
いつも人の目を気にしたり、気を遣う人は腎臓が弱い傾向にあるようです。
近所のお寺さんの前を通った時、掲示板に
「身体と心は一体である、身体があるから心が存在する」と書いてありました。
言葉の変化にしても「腹が立つ」と表現していた「怒り」が、
いつの間にか「頭にくる」になり「むかつく」になっていきました。
そして「キレル」ようになり、
身体で怒りを受け止めることが出来なくなったようです。
このように身体と心は繋がっており、影響を及ぼし合っているのかも知れません。
「思考=行動」で、判断したことが行動となり、結果として現れる。
それが充実していれば充実しているほど、内面が外に出るようです。
よって、ビジネスでも何でも、充実した生き方をしている人の顔は、
やはり人間として美しいと思います。
「女性は恋をしたら美しくなる」と昔から言われていますが、
女性に限らず、恋をしている人はやはり輝きを持っているようです。
また、生きがいを持っていたり、目標・目的を持っている人は、
いつの時代も輝いているようです。
幾つになっても心と体の調和をはかり、命を磨く事、命を輝かせる事ができる
自分でありたいものです。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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