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最近よく言われるのが、使命を果たす生き方です。
私自身「自分を生きる」という事は頭にありましたが、
そこに使命は入っていませんでした。
しかし、自分の理想を生きようと思えば、その理想の中には、
当然使命が入っていたのです。
生きて行く中では思い通りにならないことがよくあります。
人間関係においては、相手がいます。
その相手と上手く折り合いをつける必要が出てくるのですが、
時として、感情のぶつかり合いになってしまいます。
傍から見ていて、能力も才能もあるのに上手くいかない人っています。
それはネガティブな感情があり、間違った発散をしてしまうからです。
そのネガティブな感情とは、確かに自分以外の人から与えられます。
しかし、その感情を自分がどう捉えるかによって、
その後の人生が変わってしまうのです。
特に近しい人であればあるほど、憎しみに変わる可能性があります。
そこで分かれるのが、その感情の処理の仕方です。
ネガティブな感情は恨みつらみとなって蓄積されていきます。
特に小さい頃に感じたネガティブの感情は、
その後ずっと自分の中でくすぶり続けます。
しかし、その感情を持ち続けていても、プラスの利子が付くわけでもなく、
いつまでも自分自身をその時の自分に縛りつけてしまいます。
それに気付いた人は、たとえ許されない感情であったとしても、
その時の自分と、今の自分を上手く分離して、手放すことが出来ます。
そして、新たな気持ちで出発することができるのです。
例え相手が悪かったとしても、0.1%でも自分に原因は無かったのだろうか。
あの時の自分の言葉、自分の態度には相手を怒らす原因は無かったのだろうか。
ほとんどの場合、100:0というのはあり得ないと思います。
ほんの僅かでも、自分にも原因があることがあると思うのです。
そう思えば、相手が悪い、相手が100%悪いと思っていた時よりも、
もしかしたらあの時、相手はこう思っていたのではないか?と
少し違った角度で見ることができると思うのです。
蓄積された感情をなぞると、同じ場面で同じことを想像してしまいます。
よって同じ感情の動きしか見えないのです。
それを少し違った角度から眺めてみれば、
自分の気付かなかったことが見えてくる可能性もあります。
このように「違った角度から見てみる」という事を繰り返していると、
段々と己の感情をコントロールできるのではないかと思います。
己の感情のコントロールが出来て、許す事の出来る人生を歩むのか、
己の感情のコントロールが出来なくて、憎しみを抱えたまま去っていくのか。
自分の人生、より「自分を生きる」人生を送りたいものです。
じゃ、また明日!